■新世界神社でおみくじを!

 多数の派手な看板と大中小のビリケンさんを横目に通り過ぎ、

日本一の串カツ「横綱」。新世界はこういう派手な店が多々並んでいる

 通天閣の下をくぐり。

通天閣をくぐるときに上を見上げると、こんなに美しい模様が!

 一気に人通りが少なくなる北側に歩くこと2分ほど。赤い鳥居がすぐに見つかる。祭神の「福永大神」と脊柱と鳥居にあるが、これが「新世界神社」だ。

明治45年に新世界が誕生した際、その繁栄と商売繁盛を願い、京都の伏見稲荷大社から祭神が勧請されたそうである

ちょうずのところに「ここで物を洗わないこと」という看板があるのも趣深い

 手をあわせてお参りをし、その右側にある石のおみくじをいざいざ回す。

 嬉しいことに無料。さあ、回すわよ。カモン大吉。せいッ!

石製の円板を回転させて、回転が止まったら石柱の穴から番号を見て、黒板に書かれた内容と照らし合わせるというシステム

 しかし、なにせ石である。お、重い……。勢いよく回ってはくれず、「ゴヒッ」と鈍い音を立てて、静かに動く程度。

出た番号は四番

 それでも石柱を覗くと「四番」の文字がど真ん中に見えた。どうだどうだ、大吉か? 占い結果が書かれている黒板を見る。

下の方ほぼほぼ消えとるがな!!

 なになに、半吉。

 「十分におしみ心…… のこる…… 神にまかせて」

 うおおお途中読めーーんッ!! 

 人生なんて、運勢なんて、すべてわかるはずないのサ。とりあえず全力を出してもダメなら神にまかせなさいという感じだろうと勝手に納得し、神社を出た。