■新世界神社でおみくじを!
多数の派手な看板と大中小のビリケンさんを横目に通り過ぎ、
通天閣の下をくぐり。
一気に人通りが少なくなる北側に歩くこと2分ほど。赤い鳥居がすぐに見つかる。祭神の「福永大神」と脊柱と鳥居にあるが、これが「新世界神社」だ。
手をあわせてお参りをし、その右側にある石のおみくじをいざいざ回す。
嬉しいことに無料。さあ、回すわよ。カモン大吉。せいッ!
しかし、なにせ石である。お、重い……。勢いよく回ってはくれず、「ゴヒッ」と鈍い音を立てて、静かに動く程度。
それでも石柱を覗くと「四番」の文字がど真ん中に見えた。どうだどうだ、大吉か? 占い結果が書かれている黒板を見る。
なになに、半吉。
「十分におしみ心…… のこる…… 神にまかせて」
うおおお途中読めーーんッ!!
人生なんて、運勢なんて、すべてわかるはずないのサ。とりあえず全力を出してもダメなら神にまかせなさいという感じだろうと勝手に納得し、神社を出た。