■焼森山のミツマタ群生地(栃木県)
焼森山(やけもりやま)では、約0.7ヘクタールの杉林に約7500本のミツマタが花を咲かせる。谷をはさんだ薄暗い斜面に、小さな黄色い花が浮かんだ姿はとても幻想的だ。また、早朝には朝日が差し込み、ミツマタの花をキラキラと黄金色に輝かせる。薄暗い林と対比し、朝日の光芒がミツマタの花の美しさをより際立たせている。
焼森山のミツマタ群生地へ行くには、旧逆川中学校からシャトルバス(往復1000円)に乗車するか、いい里さかがわ館から徒歩(片道約4㎞)での移動になる。徒歩で行く場合は、群生地の受付で保全協力金300円を支払う必要がある。
焼森山におけるミツマタ群生地の情報 https://motegi-k.com/
■都留アルプス(山梨県)
標高600m前後の山々が連なる都留アルプス。都留アルプスのハイキングコース上にミツマタの群生があり、少し開けた斜面一帯にミツマタが咲く。ミツマタが密に咲き乱れる様子は、まるでミツマタの海のよう。そして、ミツマタに近づくと、ふわりと甘い香りに包まれる。
都留アルプスにおけるミツマタ群生地は、ハイキングコースのスタート地点「都留市駅」から約4時間ほど。近場からミツマタ群生地を目指す場合は、楽山球場の登山口から歩いて10分ほどの場所にある。ミツマタの見頃は3月下旬から4月にかけてだ。
都留アルプスにおけるミツマタ群生地の詳細情報 https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/sangyo/shoko_t/2/12257.html 都留アルプスのハイキングコース https://tsuru-kankou.com/tsuru-alps/
■ミツマタのお花見ハイキングを楽しもう!
ミツマタのお花見を楽しめるスポットを3つ紹介した。ミツマタが一面に咲き誇り、山肌を黄色く染める光景は見物だ。ミツマタの見頃は例年3~4月、最新情報を集めて満開の時期に訪れるようにするとよいだろう。