■祖父母と孫。三世代が楽しめる旅先とは?
観光シーズンを目前にして、三世代での家族旅行を計画する人も多いだろう。ただ、問題は行き先。家族総出なら人数も多くなり、子どもとシニア世代、両方満足できる旅先となるとなかなか難しい。
そこで紹介したいのが、山口県岩国市にある「錦帯橋(きんたいきょう)」プチトレッキング旅。比較的混雑しにくい穴場観光地であることや、全世代が体験可能な山上の絶景など、ここには三世代旅のモデルになりそうなヒントがたくさんありそうだ。
■修学旅行で世界遺産「宮島・厳島神社」とセットで訪れた人も多い「錦帯橋」
東京「日本橋」・長崎「眼鏡橋」と並んで、日本三名橋の一つとして有名な山口県岩国市の「錦帯橋(きんたいきょう)」。美しい木造アーチが作る造形美と、江戸時代から伝わる職人の技術を駆使して作られたこの橋は、世界的にも珍しい独創的な構造で造られている。その雄大さや歴史的価値を考えても、日本だけではなく世界的にも注目される橋だ。
厳島神社のある広島県宮島と錦帯橋のある岩国は、車で1時間ほどの距離にあり、セットで観光する人も多い。「宮島−岩国コース」は修学旅行先としても定番で、学生時代に修学旅行で訪れた人も多いのでは。
どちらも有名な観光地であるが、人が多く混み合っている宮島に比べると、錦帯橋はベストシーズンでも激混みということはなく、旅行先としては穴場的スポットと言える。
■今だからこそおすすめ! 孫を連れて三世代での旅先に選びたい「錦帯橋」
混雑せず、のんびり観光できるとあって、三世代の旅行先としてぜひおすすめしたい錦帯橋。周辺には、初代岩国藩主、吉川広家によって建てられた、山城「岩国城」や「吉香(きっこう)公園」があり、付近一体が整備されており、小さな子連れにはとても過ごしやすい。
周辺には食事処やカフェが点在し、観光客や地元民で賑わっている。おすすめは種類の豊富なソフトクリーム。錦帯橋周辺には、ソフトクリーム店があちこちにあり、160種類以上のレパートリーを揃える店も。
定番のバニラやチョコ味から、カレー、ラーメン、スッポンまむし味などの変わり種まで勢揃い。家族でそれぞれ違う種類のソフトクリームを頼めば盛り上がること間違いなしだ。