■フュアハンド ベイビースペシャル276 <ジンク>

筆者が2020年1月に購入した「フュアハンドランタン」(撮影:大善亨)
3年目を迎えたランタン。まだまだ使い込みたい(撮影:大善亨)

 次に紹介するのはFEUERHANDの「フュアハンドランタン」。嵐の中でも明かりが消えない通称「ハリケーンランタン」だ。いかにも無骨でキャンプっぽいルックスに惚れている。実際に使っても良し。部屋に飾っても様になる。

 1990年代の平成では第一次キャンプブーム。コールマンやRV車が大流行した。昭和世代の筆者が小中学校だった頃、よくファミリーキャンプに行ったものだ。その時、父親がランタンに火を灯すのを見て格好良く見えた。実家のランタンに火を灯すと当時の思い出が蘇る。キャンプ好きには同じような経験を持っている人も多いのではないだろうか。筆者もランタンを大切に使って密かに子どもに譲るのを夢見ている。

■オピネルNo.9 <アウトドアナイフ>

筆者が2021年に購入した130年以上の歴史を持つ「オピネルナイフ」(撮影:大善亨)

 最後に紹介するのがOpinelの「オピネルナイフ」。頑丈、機能的、シンプルで自然愛好家や料理人、冒険家・芸術家など世界中のさまざまな人から愛されている折りたたみナイフだ。あの天才画家パブロ・ピカソも愛用していたとか。

 時代を超えて愛される道具にはやはり理由がある。手にした時の馴染む感覚や機能美、ずっと使っていても飽きのこない洗練されたデザイン。所有する喜びを感じるものが一生大切にしたい道具ではないだろうか。

■一生愛せるこだわりの道具と自分を磨き、イケオジになろう!

 いかがだったろうか。一生大切にしたい道具と言っても好みは人それぞれ。筆者の独断と偏見によるチョイスではあるが、レトロブーム等で注目されるノスタルジックな物や文化には実際にその時を知らなくても感じ取れるキラリと光る輝きがあるのではないかと思う。

 昭和世代の道具も人も、大切に磨いていけばまだまだ光る。当時、スラムダンクの主人公と同世代だった青年も今やその監督と同世代の中年になった。だが、あえて同世代の方々に青年である主人公の台詞(一部抜粋)を届けたい。

 「オヤジの栄光時代はいつだよ……」「オレは今なんだよ!!」
(スラムダンク新装再編版20巻より)

 自分だけのこだわりの道具と自分を磨き、令和のイケオジになろう!

●Opinel(オピネル)ステンレススチール No.9

価格:2640円(税込)
素材:ブレード:ステンレススチール/ハンドル:ブナ
サイズ:ブレード長さ約9cm

オンラインストアURL:https://highmount-store.jp/

オピネル ステンレススチールNo.9商品ページURL:https://highmount-store.jp/shopdetail/000000000434/

●FEUERHAND(フュアハンド)ベイビースペシャル 276 <ジンク>

価格:6160円(税込)
燃焼時間:20時間以上
燃料:灯油もしくはスターパラフィンオイル
ガルバナイズドスチール
ランタンサイズ(cm):13.5x15x26.5
ランタン重量:480g

URL:https://www.star-corp.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=100584 

 

※この記事の情報は2023年3月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はHPでご確認ください。