■ピンオンリール&ハサミで、ナイトシーバスはストレスフリー!

ピンオンリールでウェア類とハサミをつないでおけば夜でも使いやすい(撮影:戸松慶輔)

 釣りではハサミを使う機会が多いが、ナイトシーバスの釣りでも同様だ。

 そこで出番が多くなるのがハサミだ。このハサミを取り出しやすいようフィッシングベストなどのウェア類に取り付けておく方法を紹介したい。

 視界の悪い夜間の釣りでは、物の出し入れに時間をかけることは非常にストレスとなる。フィッシングベストなどのウェア類にピンオンリールでハサミを接続しておく方法がおすすめ。

 こうすれば取り出しやすいポケットに収納しておくだけで出し入れがスムーズ。ハサミはピンオンリールに接続されているため、取り出しやすくしまいやすい。また、落下および紛失防止にもなる。

■自分の位置を知らせるナイトマーカー

スイッチを入れると赤灯が点灯するマーカー(撮影:戸松慶輔)

 夜間にシーバスが釣れるポイントは、街灯や常夜灯がある場所もあるが、灯の届かない真っ暗な所も多い。先行者がいたら邪魔をしないのがマナーであるため、お目当てのポイントへ行ったらすでに先行者がいて引き返してきたという経験も多いだろう。

 そんなときに自分の位置を知らせるためのナイトマーカーがあると非常に便利だ。

 大声は出せない、マナー上あまりライトで周囲を照らせない、というケースが多いなか、ナイトマーカーを付けておけば、遠くからでも自分の存在を知らせることができる。

 なかでも河口や干潟といった遠浅のポイントでは、ウェーダー(胴付長靴)を着用するウェーディングが基本の釣り場も多い。そうした釣り場では後方(岸側)からポイントに入ってくるアングラーに対して、自分の居場所を知らせるためのナイトマーカーは必須とも言えるだろう。また、何らかのトラブルがあった場合に自分の位置を知らせることにおいても必要不可欠である。