■撮影後はのんびりと散策へ

柵の中に避難しながらキャタピラーを撮影。雪煙が臨場感を演出

 楽しい撮影の時間はあっという間に過ぎていきました。すっかり明るくなると王ヶ頭ホテルのキャタピラーが走って来るのが見えました。爆風で雪煙が舞い上がる中、「向こうからこちらは見えているのだろうか」と心配がよぎりました。柵の中に避難してみると、ズボッと雪に埋まってしまいました。登山道はキャタピラーのおかげか圧雪されていますが、ところどころ踏み抜きます。気をつけて雪上歩きを楽しんでください。

 私は、太陽の光を感じると極寒だったことも忘れ、牛伏山へ移動して朝食タイムを楽しんでから下山しました。さらに霧ヶ峰に移動して蝶々深山も歩いてきたのですが、1日をどのようにでも楽しめると思います。

 防寒対策を厳重にすることで、雪景色の朝焼けが楽しめる美ヶ原はとてもおすすめです。