■ペット用ドライブグッズを使った対策方法

 愛犬とのドライブをスムーズかつ安全に楽しむためにも欠かせないのがペット用ドライブグッズだろう。

 暗くて狭い方が安心するワンちゃんには安定感のあるケージやクレート、飼い主が見えないと動揺・無駄吠えをするワンちゃんには比較的自由なペットシートベルトやドライビングボックスなど、愛犬の個性に合わせたドライブグッズの使用をおすすめする。

■覚えておきたい「絶対NG行為」

大切な家族の一員だからこそ安全なドライブを心がけよう(撮影:ソラ)

 「ケージに閉じ込めるのはかわいそう」「わが家は大丈夫」という考えで、膝の上や助手席に乗せた運転、車内でリードもなく自由に身動きを許すのは、よくよく考えると飼い主や愛犬の為にもならない。

 下記の愛犬とのドライブで気をつけたい絶対NG行為を参考に、愛犬との安心なアウトドアライフを楽しんでみてはいかがだろうか。

絶対NG行為 その1:小型犬で「どんなに大人しい愛犬」でも助手席や膝上に乗せるのは道路交通法第55条の乗車積載方法違反に違反するため絶対NG。

絶対NG行為 その2:万が一、交通違反をして警察官に呼び止められた場合、逃亡を図ろうとすると現行犯逮捕される可能性がある。警察官に呼び止められた場合は責任を持って要望に応じる必要がある。

絶対NG行為 その3:助手席や後部座席の窓からペットが顔を出す行為も「道路交通法第70条」違反となる。

絶対NG行為 その4:愛犬の排泄物を車内に入れたくないからと、リアワイパーや車外にマナー袋をぶら下げる。落下した際には、後続車両に迷惑と危険がかかるため絶対NG(「道路交通法第76条」に違反)。