長野県の小諸といえば蕎麦。駅弁が大好きなアイドル、“さっほー”ことAKB48の岩立沙穂が食べた駅弁を動画で紹介するこの企画だが、今回は“駅弁”ではなく“駅そば”を紹介しよう。小諸駅構内にある「清野商店」は、しなの鉄道直営のお蕎麦屋さんだ。
軽井沢駅の待合室では駅弁「峠の鶏もも弁当」と「玄米弁当」（ともに荻野屋）をいただいたが、少し足を延ばして小諸の蕎麦をお届けする。
しなの鉄道公式ホームページ www.shinanorailway.co.jp/
蕎麦で有名な小諸へ■小諸駅の温かいお蕎麦が冷えた身体に沁みる！
小諸駅はしなの鉄道の駅だが、JR小海線の発着駅でもある。そして小諸は、この連載のアドバイザー（応援団）でもある鉄道フォトジャーナリストの櫻井寛さんの故郷でもあるのだ（駅そばにも造詣が深い）。
映画『男はつらいよ』第40作「寅次郎サラダ記念日」（昭和63年12月 公開）にも登場した小諸駅前は昭和感たっぷりお蕎麦屋さんは駅構内の待合室の中にあった。清野商店は2021年オープンというまだ新しいお店だ。立ち食い蕎麦としてはかなりお洒落な雰囲気で、店内には鉄道をモチーフにしたものも見受けられ、店主のこだわりが感じられる。
ホームを望む立ち食いカウンターからは、列車を観ながら蕎麦を食べられる。寒い日だったので、丼から白い湯気が上がっていた。つゆは甘すぎず辛すぎずの絶妙な味わい。麺は程よい歯ごたえがあり美味しい。
温かいつゆが冷める前にさっほーはあっという間に完食。ロケで凍りついた身体を解かしてくれた。
小諸駅構内の待合室に併設されている駅そば「清野商店」
小諸の駅そばを堪能するさっほーをホームから撮影。鉄道好きには立ち食い席がベスト！WEBサイト「TABILISTA」の取材で訪れたのは2022年2月。ロケをした日は氷点下の寒さだった。あったかいお蕎麦で冷えた身体を温める。いすみ鉄道で購入した鉄印帳を持参して、しなの鉄道の鉄印もゲット！
