■2021年にオープンした新スポット「くさなぎ広場」

2021年にオープンした「くさなぎ広場」(撮影:菅沼とわこ)
「くさなぎ広場」の奥には「宮きしめん」の飲食スペースがある(撮影:菅沼とわこ)

 2021年、参拝者の憩いの場としてオープンした「くさなぎ広場」。池の周りには、ベンチが設置されているほか、登って遊べる船もあり、子どもも一緒に楽しめる空間である。

 また、広場内には貴重な刀剣を展示する「熱田神宮草薙館」や名古屋名物「きしめん」の名店「宮きしめん」の飲食や物販コーナーもある。

●熱田神宮・熱田神宮草薙館

・住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
・電話 052-671-4151

※参拝時間、入館料はホームページよりご確認ください。

・URL https://www.atsutajingu.or.jp/

■熱田神宮に来たら食べるべき!「宮きしめん」

熱田神宮にある「宮きしめん」。メニュー内容や数は時期により異なる。(撮影:菅沼とわこ)
きしめんの店舗と並んで、お土産や甘味などの軽食も販売されている。(撮影:菅沼とわこ)

 熱田神宮に参拝したら、これを食べなければ帰れないといっても過言ではない「宮きしめん」。くさなぎ広場のオープンに伴い、リニューアルされたが、長年地元を始め、多くの参拝者に愛されてきたお店だ。

 寒い季節、屋外の飲食スペースで食べるきしめんは、身体中に染み渡り、心もほどけていくような気持ちになる。醤油ベースの優しい味わいのつゆと、平たく口触りのよい麺は、老若男女問わず虜にする、何度来ても食べたくなる味わいである。

 きしめんの店舗と並んで、お土産や甘味などの軽食が販売されているスペースもあり、休憩にも最適だ。

●宮きしめん 神宮店

・住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1 熱田神宮境内 くさなぎ広場
・電話 052-682-6340

※営業時間はホームページよりご確認ください。

・URL https://www.miyakishimen.co.jp/jingu/

■「ひつまぶし」の名店「あつた蓬莱軒」も徒歩圏内

ひつまぶしの名店「あつた蓬莱軒」も徒歩圏内(撮影:菅沼とわこ)

 名古屋名物ひつまぶしの名店として全国的に知られている「あつた蓬莱軒」は、熱田神宮正門の目の前にある。有名店だけあって、開店前より多くの客が訪れ、休日ともなると数時間待ちである。

 なお、受付時に入店予定時間を事前に教えてもらえるため、受付後は周辺の観光が可能。神宮の散策前に受付しておくことをおすすめする。

■香ばしいうなぎがぎっしり入った「ひつまぶし」

香ばしいうなぎがぎっしりと敷き詰められた「ひつまぶし」(税込4400円)(撮影:菅沼とわこ)
やわらかな卵にうなぎが入った「うまき」。写真は4等分に取り分けたもの。(税込み990円)(撮影:菅沼とわこ)

 ごはんの上にぎっしりと敷き詰められた香ばしいうなぎは、見ているだけで食欲をそそる。1杯目はそのまま、2杯目からは薬味やお出しと一緒に食べるひつまぶし。

 1杯ずつ食べ方を選べるため、1品で2度、3度楽しめる。全国的にも知られている名店のため、味はさることながら、料理を取り分けた状態で提供してくれたり、冷めたお茶を定期的に交換してくれたりと、スタッフの細かな気遣いも素晴らしい。

 また、ひつまぶしだけでなく、うなぎを使った他のメニューも充実している。出汁の味が染み込んだ柔らかな卵と香ばしいうなぎを使った「うまき」は他では味わえない一品である。

●あつた蓬莱軒 神宮店

・住所 愛知県名古屋市熱田区神宮2丁目10−26
・電話 052-682-5598
※営業時間はホームページよりご確認ください。
※「ひつまぶし」はあつた蓬莱軒の登録商標です。

・URL http://www.houraiken.com/jingu/access.html

 三種の神器が祀られている数少ない神宮である「熱田神宮」。参拝とともに楽しめるスポット盛りだくさんの神宮にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

※この記事の情報は2023年1月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新情報はHPでご確認ください。