ワンポールテントは、設営が簡単で開放感があり、リーズナブルな価格といったメリットから、特にファミリー層から支持されています。一方で、デッドスペースが多いことや室内のレイアウトが難しいといったデメリットもありますが、その独特の雰囲気と広々とした空間がアウトドアを楽しむ家族に人気の理由の一つです。

 しかし、テント選びを間違えると「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。この記事では、後悔しないための選び方のポイントや、用途別のおすすめモデルをわかりやすく解説しています。

 楽しいファミリーキャンプにするためにも、ぜひ最後までご覧ください。

■ワンポールテントがファミリーキャンプで人気の理由

ファミリー向けワンポールテント

 設営の手軽さや居住性の高さから、ワンポールテントはファミリー層に人気です。とくにキャンプ初心者や子連れでのアウトドアでも扱いやすく、コストパフォーマンスにも優れている商品が注目されています。

●設営が簡単で持ち運びしやすい

 ワンポールテントは、中央に1本のポールを立てて設営するシンプルな構造が最大の特徴です。ネイティブアメリカンの言葉にちなんで、ティピーテントとも呼ばれます。複雑なフレームを組み立てる必要がなく、初心者でも短時間で設営可能です。

 テントの構成パーツが少ないため、同じ対応人数の他のタイプのテントに比べて、コンパクトに収まりやすいのが特徴です。とくにファミリーキャンプでは、設営や撤収に手間をかけず、家族との団らんやアクティビティの時間をしっかり確保できるのが魅力です。

●中央の天井が高いため開放感を得やすい

 ワンポールテントは中央が最も高くなる円錐状やピラミッド型の構造のため、テント内に立ち上がれる高さが確保されており、抜群の開放感を味わえます。とくにファミリーキャンプでは、子どもが動き回りやすく、大人も腰をかがめずに着替えや作業ができる高さがあることで快適性がアップします。

 日中の過ごしやすさはもちろん、圧迫感の少ない寝室として使えるテントです。

●価格が比較的安い・リーズナブル

 ワンポールテントは構造がシンプルな分、使用する素材や部品が少なく、他のテントに比べて価格が抑えられているのが魅力です。ファミリーキャンプでは人数分の道具や装備が必要となるため、テントの価格がリーズナブルであることは大きなメリットです。

 初心者が初めてのテントとして導入するにも手を出しやすく、コストパフォーマンス重視の家庭にも支持されています。

●TC素材の製品が多く、焚き火の火の粉による穴あきの心配が少ない

 ワンポールテントには、TC素材を採用したモデルが多く、ポリエステルやナイロン素材に比べ焚き火を楽しみやすいという利点があります。TC素材は、ポリエステルとコットンを混紡した素材の略で「ポリコットン」とも呼ばれ、火の粉に強く、化学繊維に比べて燃え広がりにくいため、安全性が高く焚き火キャンプに最適です。

 また、遮光性や通気性にも優れており、日中の暑さや夜の湿気を和らげてくれるため、ファミリーで快適に過ごせます。焚き火を囲む団らんの時間が、より身近なものになるでしょう。

■ワンポールテントをファミリーキャンプで使うデメリット

ファミリー向けワンポールテント

 ワンポールテントは手軽で人気な反面、ファミリーでの使用には注意すべきデメリットもあります。設営場所や使い勝手、安全面など、購入前にしっかり把握しておくことが、快適なキャンプにつながります。

●実際に使える面積が少ない

 ワンポールテントは中央に向かって傾斜した壁面構造のため、デッドスペースができやすいのが難点です。特に中央から離れるほど高さが低くなるため、荷物を置くには向いていても、人が立ったり座ったりするのには向いていません。

 見た目のサイズに対して実際に快適に使える居住スペースは意外と狭く、ファミリーで使う際は、人数に見合った十分なサイズ選びが重要です。

●ペグ打ちが多い

 ワンポールテントは安定感を保つために、複数本のペグを地面にしっかり打ち込む必要があります。とくにファミリー向けの大型テントではペグの数も多く、硬い地面では設営が想像以上に重労働になることも。

 土が固いキャンプ場や、石が多いフィールドではハンマーの使用も力仕事になりやすく、体力的な負担が大きくなる点に注意しましょう。

●長いガイドラインやペグに注意

 ワンポールテントは構造上、ガイドロープ(張り綱)を複数張る必要があるため、テント周囲にロープやペグが多くなりがちです。そのため、小さな子どもが走り回った際に足を引っかけて転倒するリスクが高まります。

 安全に過ごすには、目立つ色のロープにしたり、ロープに夜光のチューブを付けるなどの工夫が必要です。ファミリーで使う場合は、レイアウトにも十分気を配りましょう。

■ファミリー向けワンポールテントの後悔しない選び方

ファミリー向けワンポールテント

 ワンポールテントは魅力的なアイテムですが、選び方を間違えるとファミリーキャンプで後悔することになりかねません。家族全員が快適に過ごすためには、サイズや素材、機能性などをしっかり確認することが大切です。

 ここでは、後悔しないために確認しておくべきポイントをご紹介します。

●ファミリー人数に合ったサイズか

 ファミリーで使うテント選びでは、使用人数に適したサイズを選ぶことが何より重要です。「収容人数○人」と記載があっても、それは就寝時にぎりぎり寝られる目安であり、実際の居住スペースとしては手狭に感じることもあります。

 とくに小さな子どもがいる場合は、荷物の量や着替え、遊ぶスペースなども考慮すると、人数プラス1〜2人分の余裕があるテントが理想的です。また、室内での圧迫感を減らすためにも、床面積とともに天井高もチェックしておきましょう。

 ゆったり過ごせる空間が確保されていれば、天候に左右されない快適なキャンプが楽しめます。

●組み立ての構造が簡単か

 キャンプ初心者のファミリーにとって、組み立てが簡単なワンポールテントは心強い味方です。テントによっては、複数人で協力しないと設営が難しいものもありますが、ワンポールテントはその名の通り中央にポールを1本立てるだけで形が決まるシンプル構造が多く、初心者でも短時間で設営可能です。

 とくに子どもが小さい場合、設営に時間がかかると時間を持て余し、親のストレスにもなりかねません。設営動画が公開されているモデルや、ワンタッチ式の補助機構があるものを選ぶと安心です。

 簡単に設営できれば、到着後すぐに家族の時間を楽しめます。撤収がスムーズだと、出発の日の朝にゆとりが持てます。

●耐水圧の高い防水素材か

 テント選びで見落としがちなポイントが「耐水圧」です。キャンプ場では天候が急変することも珍しくありません。雨天時にも安心して過ごせるように、フライシートとフロアの耐水圧を確認しておくことが重要です。

 目安としては、フライシートで1,500mm以上、フロア部分で3,000mm以上の耐水圧があれば安心とされます。また、防水性に加えてシーム加工(縫い目の防水処理)が施されているかもチェックポイントです。

 素材はポリエステルやナイロンが主流ですが、TC素材(ポリコットン)は通気性と吸湿性に優れ、結露を抑えるメリットがあります。快適なキャンプをするためにも、防水性能を確認して購入しましょう。

●耐火性が高い素材を使っているか

 アウトドアの醍醐味である焚き火や料理を思う存分楽しみたいなら、耐火性のある素材を使ったテントを選びましょう。TC素材(ポリコットン)は、火の粉に強く、穴が空きにくいため人気です。化繊と比べて通気性や断熱性に優れており、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内空間を実現できます。

 また、ファミリーキャンプでは、安全性も重要です。燃えにくい素材なら、思いがけない火の粉の飛び散りにも安心です。

 使われている素材を確認し、焚き火対応の記載があると安心です。より安全にアウトドアを楽しみましょう。

●陽射しや雨、プライバシーに備えたキャノピーと前室があるか

 雨の日のキャンプは準備不足だと快適さが大きく損なわれます。そんな時に役立つのが、キャノピーや前室があるタイプのワンポールテントです。

 キャノピーは出入口部分を跳ね上げて屋根をつくる構造のことで、陽射しを遮って日陰を作ったり、靴を脱ぎ履きする際に濡れるのを防ぎます。前室があると、屋根の下を広く使えて作業ができるため、行動の幅が広がります。隣のテントサイトからの視線が気になる場合のプライベートの確保や、荷物の一時置きにも便利です。

 さらに、キャノピー下のスペースは子どもの遊び場としても活躍し、雨や日差しを気にせず過ごせる安全な場所を提供します。また、キャノピーや前室は風を遮る役割も果たし、寒い季節や風の強い日でも快適に過ごすことができます。ファミリーキャンプでは安心して過ごせる空間づくりが重要です。雨やプライバシーの確保の対策としてキャノピー・前室付きモデルも検討しましょう。

■ファミリー向けワンポールテントおすすめ10選【3〜4人用】

ファミリー向けワンポールテント

 初めてのキャンプや少人数の家族旅行にぴったりなワンポールテントを厳選してご紹介します。ファミリーでの使用に適した、快適さ・手軽さ・機能性を備えたおすすめモデルを10種類ピックアップしました。

 テント選びに迷っている方は、ぜひご参考にしてください。

キャプテンスタッグ アルミワンポールテント300UV

 組み立て簡単なティピー型で、初心者にもやさしいワンポールテントです。軽量なアルミ製ポールを1本使うだけで設営が可能。3〜4人用でコンパクトながら十分な居住性を備え、キャンプやフェスなどマルチに活躍します。フライ単体でも使えるなど、シェルター的な利用にも対応できる万能型です。

メーカー CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ)
製品名 アルミワンポールテント300UV
本体サイズ 約300×250×H180cm
インナーサイズ
収納サイズ 約68×17×17cm
総重量 約3.0kg
材質 フライ=ポリエステル68D(PU1,000mm)、インナー=ウォール/ポリエステルノーシームメッシュ、フロア/ポリエステル150D(PU3,000mm)、ポール=アルミニウム合金(アルマイト加工)
PU フライ1,000mm、フロア3,000mm
収容可能人数 3〜4人
付属品 キャリーバッグ
価格(税込) 36,300円
公式サイト CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ)公式サイト

スームルーム Pristine S インナーテント付き

 丈夫なタータン織りの150Dポリエステルを使用した3〜4人用のワンポールテントです。UVカット効果のあるシルバーコーティングや、撥水加工、2,000mmの耐水圧で悪天候にも対応しています。インナーテント付きで、通気性・居住性ともに優れ、家族やカップルでのキャンプに最適な仕様です。

メーカー Soomloom(スームルーム)
製品名 Pristine S インナーテント付き
本体サイズ 約315×275×H170cm
インナーサイズ 約280×240×H170cm
収納サイズ 約57×15cm
総重量 約5.9kg
材質 150Dポリエステル、アルミニウム合金
耐水圧 2,000mm
収容可能人数 3〜4人
付属品 フライシート、インナーテント、メインポール×1、サブポール×2、ペグ×14、ロープ×8、キャリーバッグ
価格(税込) 16,800円
公式サイト Soomloom(スームルーム)公式サイト

カナディアンイースト グロッケ8ブラック

 グロッケにリップストップ生地の8平方メートルサイズが登場。グロッケの快適性はそのままに、コンパクトで扱いやすく、女性でも設営ができるモデルです。72cmあるサイドの立ち上がりで、室内空間が驚くほど広く感じられます。また、下部の大型ベンチレーターはメッシュにもなるので通気性も良いです。

メーカー Canadian East(カナディアンイースト)
製品名 Gloke8 BLACK
本体サイズ 幅335×高さ225×入口部215cm
インナーサイズ
収納サイズ 約76×28×28cm
総重量 約7.8kg
材質 フライ:ポリエステルリップストップ75d
フライ(サイド):ポリエステル150d
グランドシート:ポリエステル210d
ポール:6061アルミ合金(φ30mm、φ19mm)
耐水圧 1,800mm
収容可能人数 4人
付属品 グランドシート、張り綱、ハンマー、スチールピン、収納袋
価格(税込) 118,800円
公式サイト Canadian East(カナディアンイースト)公式サイト

キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV

 最大8人程度の使用も可能な、大型の8角形ワンポールテントです。高さ300cmの広々空間で、ファミリーやグループキャンプにぴったり。4か所のベンチレーションを備えた高い通気性と、フライの耐水圧2000mm・フロア3000mmの安心防水設計。ポールは丈夫なスチール製で、扱いやすいジュラルミンペグや豊富な付属品も魅力です。

メーカー CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
製品名 CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460UV
本体サイズ 約460×460×H300cm(フライ)
インナーサイズ 約450×420×H300cm
収納サイズ 約74×23×23cm
総重量 約11.5kg
材質 フライ=ポリエステルリップストップ210T、インナー=ウォール/ポリエステル185T・ノーシームメッシュ、フロア/ポリエステルOXF210D、ポール=スチール
PU フライ2,000mm、フロア3,000mm
収容可能人数 記載なし(目安:6〜8人程度)
付属品 ひさし用ポール×2、ガイドロープ(長)×8、(短)×2、ペグ×18、ハンマー×1、収納袋(ポール用・ペグ用・キャリー)
価格(税込) 74,800円
公式サイト CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)公式サイト

ディーオーディー ワンポールテントRX(M)

 設営のしやすさを追求した正方形フロア設計のワンポールテントです。フライシートのみでの使用が可能なフロアレス仕様で、靴のまま出入りできる実用性が魅力。スカート付きでオールシーズン対応し、インナーテントは別売で選択可能です。通気性を高める大型ベンチレーターと収納性に優れたキャリーバッグも付属しています。

メーカー DOD(ディーオーディー)
製品名 ONEPOLE TENT RX(M)
本体サイズ 約300×300×H210cm
インナーサイズ 記載なし(別売ハーフ・フルインナー対応)
収納サイズ 約60×22×22cm
総重量 約6.5kg
材質 材質:フライシート=150Dポリエステル(PUコーティング)、ポール=スチール、ペグ=スチール
耐水圧 2000mm
収容可能人数 大人4名
付属品 フライシート、ポール、ロープ(短)×4、ロープ(長)×4、ペグ×20、ポール用収納袋、ペグ用収納袋、キャリーバッグ、タイベルト(取付済み)
価格(税込) 33,000円
公式サイト DOD(ディーオーディー)公式サイト

コールマン ワイドティピー/3025

 広々とした空間が魅力のティピーテントです。大人4〜5人が快適に過ごせるサイズ感で、家族やグループでのキャンプに最適。ティピー型のデザインにより設営が簡単で、風にも強い構造が特徴です。通気性に配慮したベンチレーションシステムを搭載し、快適な室内環境を実現。シンプルでありながら機能的なテントとして、多様なシーンで活躍します。

メーカー Coleman(コールマン)
製品名 ワイドティピー/3025
本体サイズ 約300×440×H220cm
インナーサイズ 約300×250×H220cm
収納サイズ 約φ22×63cm
総重量 約8kg
材質 フライ/75Dポリエステルタフタ(再生繊維)(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(再生繊維) フロア/210Dポリエステルオックスフォード(再生繊維)(PU防水、シームシール) 
耐水圧 約2,000mm(フロア:約2,000mm)
収容可能人数 4~5人用
付属品
価格(税込) 39,600円
公式サイト Coleman(コールマン)公式サイト

ヴァストランド ワンポールテント M(4人用)

 最大4人用の広々としたワンポールテントです。四隅をペグダウンしポールを立てるだけのシンプル構造で初心者にも優しい設計。フライシートには3000mm、フロアには5000mmの高耐水圧素材を使用し、悪天候でも安心。前後ドアの全開放やキャノピー展開でリビングスペースも確保可能。拡張性と快適性を兼ね備えた高機能テントです。

メーカー VASTLAND(ヴァストランド)
製品名 ワンポールテント M(4人用)
本体サイズ 約380×500×H240cm
インナーサイズ 約350×325×H240cm
収納サイズ 約65×25×H29cm
総重量 約10kg
材質 フライシート=68Dリップストップポリエステル、インナーテント=68Dリップストップポリエステル+210Dポリエステル、ポール=スチール
耐水圧 フライシート=3,000mm、インナーテント(フロア)=5,000mm
収容可能人数 最大4人
付属品 フライシート、インナーテント、ポール×1、ペグ×14、自在ロープ×4(取付済)、収納袋(本体・ポール用・ペグ用)、補修用パッチ、ファスナー開閉用スティック、デイジーチェーン
価格(税込) 27,980円
公式サイト VASTLAND(ヴァストランド)公式サイト

ロゴス ナバホ Tepee 400-BB

 ナバホ柄が映える個性的なティピー型ワンポールテントです。組立てが簡単なシンプル構造に加え、7075超々ジュラルミンポールの採用で軽量かつ高耐久。フライシートには難燃・撥水・防水・UVカット加工が施され、オールシーズン対応可能です。LOGOS独自のデビルブロックSTメッシュで虫の侵入を防ぎつつ通気性も確保しています。

メーカー LOGOS(ロゴス)
製品名 ナバホ Tepee 400-BB
本体サイズ 約400×345×H235cm
インナーサイズ
収納サイズ 約21×56×21cm
総重量 約5.8kg
材質 ポール=7075超々ジュラルミン、フライシート=難燃性ポリタフタ、インナー=ポリタフタ、フロア=ポリタフタ、メッシュ=デビルブロックST
耐水圧 フライシート=1,600mm、フロア=3,000mm
収容可能人数 最大4人程度
付属品 フライシート、インナーテント、センターポール、ロープ、ペグ、ハンマー、収納バッグ、ポール収納袋、小物袋
価格(税込) 39,820円
公式サイト LOGOS(ロゴス)公式サイト

コールマン ティピー/ST

 シンプルな構造で設営が簡単なうえ、風にも強く安定感があるティピーST。耐水圧1,500mmのフライシートを使っているので雨天時にも安心です。また、通気性を確保するベンチレーション機能により、室内の蒸れを軽減。軽量で携帯性に優れているため、キャンプ初心者でも扱いやすいテントです。

メーカー Coleman(コールマン)
製品名 ティピー/ST
本体サイズ 約385×325×H200cm
インナーサイズ 約325×230×H200cm
収納サイズ 約φ20×60cm
総重量 約6.3kg
材質 フライ/75Dポリエステルタフタ(再生繊維)(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(再生繊維) フロア/75Dポリエステルタフタ(再生繊維)(PU防水、シームシール) ポール/(メイン)スチール 約φ19mm (フロント)FRP 約φ11mm
耐水圧 約1,500mm(フロア:約1,500mm)
収容可能人数 3~4人用
付属品 ペグ、ロープ、収納ケース ※ハンマーは付属しておりません。
価格(税込) 36,850円
公式サイト Coleman(コールマン)公式サイト

アルシャル ワンポールテント 大型 TC ポリコットンインナー グランドシート付き

 460×460cmの広々とした空間を備えた、大型のワンポールテントです。TC(ポリコットン)素材を採用し、高い遮光性と断熱性を実現しました。インナーテント・グランドシート標準付属で、ハーフインナー仕様。2か所の煙突穴を搭載し、薪ストーブ対応。YKKファスナー採用で細部の品質にもこだわった、冬キャンプにも最適な多機能テントです。

メーカー R/cr(アルシャル)
製品名 ワンポールテント 大型 TC ポリコットンインナー グランドシート付き
本体サイズ 約460×460×H300cm
インナーサイズ 約460×230×H280cm
収納サイズ 約75×35×35cm
総重量 約18kg
材質 フライシート・インナー=TC(ポリコットン)、ファスナー=YKK
耐水圧 記載なし(TC素材のため撥水加工あり)
収容可能人数 4〜5人(インナーなし時 最大10人可)
付属品 フライシート、ハーフインナーテント、グランドシート、メインポール、キャノピーポール、ロープ、ペグ
価格(税込) 33,980円
公式サイト R/cr(アルシャル)公式サイト

■ファミリー向けワンポールテントおすすめ10選【5人用〜】

ファミリー向けワンポールテント

 大家族やグループキャンプに適した大容量のワンポールテントをお探しの方に向けて、5人以上で快適に過ごせるおすすめモデルを厳選しました。ファミリーで広々とした空間を楽しみたい方にぴったりなテントばかりです。

ディーオーディー ワンポールテントM

 シンプルな構造で初心者にも扱いやすい5人用ワンポールテントです。高さ200cmの室内は大人が立てる広さを確保し、コンパクトな収納性も魅力。全面メッシュのインナーテントで通気性抜群。軽量アルミV型ペグやスチール製ポール、便利なインナーポケットも付属しています。防水性能も高く、初めてのファミリーキャンプにもぴったりのテントです。

メーカー DOD(ディーオーディー)
製品名 ONE POLE TENT(M)
本体サイズ 約370×325×H200cm
インナーサイズ 約330×290×H200cm
収納サイズ 約58×18×18cm
総重量 約4.5kg
材質 フライシート・フロア=75Dポリエステル(PUコーティング)、メインポール=スチール
耐水圧 フライシート=2,000mm、フロア=5,000mm
収容可能人数 最大大人5人
付属品 キャリーバッグ、ペグ×13、ロープ×6(取付済み)
価格(税込) 20,440円
公式サイト DOD(ディーオーディー)公式サイト

キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン400UV

 フロア約8畳の広さを誇る、大人数向けの八角形ワンポールテントです。天井高250cmで開放感があり、前後に大型出入口を備え、通気性抜群のメッシュパネルや4か所のベンチレーションで快適な空間を実現しています。フロアシートはファスナーで着脱可能、左右選べるインナーテントも付属。グループやファミリーキャンプにぴったりの大型モデルです。

メーカー CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
製品名 CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン400UV(UA-46)
本体サイズ 約400×400×H250cm
インナーサイズ 記載なし(左右どちらでも取付可)
収納サイズ 約74×32×32cm
総重量 約15kg
材質 ・フライ=ポリエステルリップストップ210T
・フロア=ポリエステルOXF210D
・インナー=ウォール/ポリエステル(通気性撥水加工)、メッシュ/ポリエステルノーシームメッシュ、フロア/ポリエステルOXF150D
・ポール=スチール(粉体塗装)
PU フライ=2,000mm、フロア=3,000mm
収容可能人数 目安で5~8人程度
付属品 ガイドロープ×12本、アルミペグ×32本、ハンマー、収納袋類
価格(税込) 110,000円
公式サイト CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)公式サイト

スームルーム Pristine M ワンポールテント

 家族やグループキャンプに最適な5〜6人用のワンポールテント「Pristine M」です。設営しやすく、初心者にも扱いやすいモデル。耐水圧3,000mmの210Dポリエステル素材を使用し、UVカット(UPF40+)・シルバーコーティングで夏も快適。インナーテントは全面メッシュ仕様で虫の侵入を防ぎ、通気性も抜群。軽量ながら大型でコスパも高い一幕です。

メーカー Soomloom(スームルーム)
製品名 Pristine M ワンポールテント
本体サイズ 約365×315×H200cm
インナーサイズ 記載なし(全面メッシュ)
収納サイズ 約65×25×23cm
総重量 約6.6kg
材質 210Dポリエステル(シルバーコーティング)、インナー=メッシュ素材
耐水圧 3,000mm
収容可能人数 5〜6人
付属品 フライシート、インナーテント、メインポール×1、サブポール×2、ペグ×14、自在ロープ×8、収納バッグ
価格(税込) 19,999円
公式サイト Soomloom(スームルーム)公式サイト

スモア Tippo400 ティピーテント

 おしゃれなとんがり屋根が特徴の「S'more Tippo400」は、ポリコットン(TC)生地を使用した5〜6人用ティピーテントです。UVカット・抗菌・撥水・難燃・防カビ機能付きでオールシーズン対応。煙突用の防火布付きポートも備え、薪ストーブ使用も可能。フロアシートはジッパーで簡単着脱。シンプル設計で設営もラクラク、快適性とデザイン性を兼ね備えたテントです。

メーカー S'more(スモア)
製品名 Tippo400(ティッポ400)
本体サイズ 約400×400×H300cm
インナーサイズ
収納サイズ 約90×28×28cm
総重量 約23kg
材質 ポリコットン(ポリエステル65%、コットン35%)
耐水圧 フライシート350〜500mm、フロアシート20,000mm
収容可能人数 5〜6人
付属品 テント本体、収納袋、ガイドロープ×14、センターポール(直径32mm)×1、ペグ(大×14、小×12)
価格(税込) 55,985円
公式サイト S'more(スモア)公式サイト

ロゴス Tradcanvas VポールTepee400-BB

 独自のV字型スチールフレームを採用したティピーテントです。天井空間が広くなり、居住性が格段に向上しました。前室付きで靴の脱ぎ履きや荷物の一時置きも快適です。インナーテントを外せばシェルターやタープとしても使用可能。デビルブロックSTメッシュで虫の侵入を防ぎつつ通気性を確保。マッドスカートやUVカット加工など多機能でオールシーズンに対応します。

メーカー LOGOS(ロゴス)
製品名 Tradcanvas VポールTepee400-BB
本体サイズ 約400×445×H230cm
インナーサイズ
収納サイズ 約70×25×25cm
総重量 約10.3kg
材質 ・フライシート:難燃性バルキーポリ
・インナーテント:ポリタフタ
・フロアシート:ポリオックス
・フレーム:スチール
・メッシュ:デビルブロックST
耐水圧 ・フライシート:2,000mm
・フロアシート:3,000mm
収容可能人数 記載なし(目安4~5人)
付属品 フライシート、インナーテント、Vポール、ジョイントフレーム、ペグ×18、ロープ×6、収納バッグ、フレーム収納袋、ハンマー、小物袋
価格(税込) 53,900円
公式サイト LOGOS(ロゴス)公式サイト

コールマン ワイドティピー/3025

 リサイクル生地を使用したワイドな構造を持つファミリーサイズのティピーです。風にも強く、通気性に配慮したベンチレーションシステムを搭載。シンプルでありながら機能的なテントとして、多様なシーンで活躍します。また、フライシートだけを立ち上げれば日よけ空間の広いシェードとして利用可能です。

メーカー Coleman(コールマン)
製品名 ワイドティピー/3025
本体サイズ 約300×440×H220cm
インナーサイズ 約300×250×H220cm
収納サイズ 約φ22×63cm
総重量 約8kg
材質 フライ/75Dポリエステルタフタ(再生繊維)(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(再生繊維) フロア/210Dポリエステルオックスフォード(再生繊維)(PU防水、シームシール)
耐水圧 約2,000mm(フロア:約2,000mm)
収容可能人数 4~5人用
付属品
価格(税込) 39,600円
公式サイト Coleman(コールマン)公式サイト

オガワ ピルツ15 T/C

 ogawaのピルツ15 T/Cは、高さと広さを兼ね備えた八角錐型ワンポールテントです。自然な風合いが魅力のポリコットン生地は通気性と吸湿性に優れ、オールシーズン快適に使用可能。設営は8か所を固定し、1本のポールで立ち上げるだけのシンプル構造。複数のベンチレーションとひさし付きで快適性とプライバシーを確保し、土間スタイルでの活用も可能です。

メーカー ogawa(オガワ)
製品名 ピルツ15 T/C
本体サイズ 約430×430×H310cm
インナーサイズ
収納サイズ 90×40×35cm
総重量 約17.6kg(幕体13.4kg+ポール4.2kg、付属品別)
材質 T/C(ポリコットン)、ポリエステル210d、ポリエステル600d(ベンチレーション部)、スチールポールφ32mm
耐水圧 フライ350mm、グランドシート1,800mm
収容可能人数 5人以上
付属品 グランドシート、張出しポール×2、スチールピン×18、張綱×10、アイアンハンマー、収納袋
価格(税込) 176,000円
公式サイト ogawa(オガワ)公式サイト

ディーオーディー ヤドカリテント

 2ルーム型のビッグワンポールテントです。クローズ状態で使えることはもちろん、サイドウォールを展開し前方を跳ね上げることにより、インナーテント前に開放感あふれる広いリビングスペースを確保することができます。また、寒い時期には冷気の侵入を軽減するスカート、夏涼しく冬暖かいポリコットン素材を採用したインナーテントなど、オールシーズン使いやすい仕様です。

メーカー DOD(ディーオーディー)
製品名 ヤドカリテント
本体サイズ (約)W460×D460×H300cm
インナーサイズ (約)W430×D290×H300cm
収納サイズ (約)W70×D32×H32cm
総重量 (約)15.7kg
材質 フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング)
ポール:スチール
インナーテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
フロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
耐水圧 フライシート:2,000mm
フロア:5,000mm
収容可能人数 大人6名
付属品 フライシート、インナーテント、ポール、ロープ×12本(うち8本はテントに取付済み)、ペグ×19本、ポール用バッグ、ペグ用バッグ、タイベルト×2本、キャリーバッグ
※タープスペース跳ね上げ用のポールは別売りです。
価格(税込) 62,870円
公式サイト DOD(ディーオーディー)公式サイト

ポモリー YARN Octa TC ワンポールテント

 POMOLY YARN Octa TCは、正八角形デザインにより広い室内空間を実現したコットン混紡生地のワンポールテントです。3~5人向けで、煙突穴付きのため薪ストーブ使用にも対応。上部・下部の換気口により空気循環を促し、快適な居住性を確保しています。スノースカートや二重ドア、調整可能なアルミポールなど機能性にも優れ、冬キャンプを想定した高性能テントです。

メーカー POMOLY(ポモリー)
製品名 YARN Octa TC ワンポールテント
本体サイズ 直径約400cm × 高さ260cm(正八角形)
インナーサイズ 記載なし(ハーフインナー別売り/オプション)
収納サイズ 約66×30×24cm
総重量 約10.2kg(インナーテント除く)
材質 TC(コットン70%+ポリエステル30%)
耐水圧 1,500mm以上
収容可能人数 3人+ストーブ、または4~6人
付属品 テント本体、帽子、センターポール、ペグ、ガイロープ、収納バッグ(※インナーテントはオプション)
価格(税込) 74,599円
公式サイト POMOLY(ポモリー)公式サイト

ノルディスク Alfheim 12.6 Technical Cotton Tent

 NORDISK Alfheim 12.6は、美しい円錐型シルエットと自然素材の質感が魅力のグランピング向けテントです。通気性と快適性に優れたテクニカルコットン素材を使用し、夏は涼しく冬は暖かい理想的な居住空間を実現しました。自然の中で大人6人まで快適に過ごせます。

メーカー NORDISK(ノルディスク)
製品名 Alfheim 12.6 Technical Cotton Tent
本体サイズ 約400×400×H275cm
インナーサイズ 記載なし(インナーキャビン別売)
収納サイズ 約99×32×32cm
総重量 約12kg
材質 テクニカルコットン(コットン35%/ポリエステル65%)
耐水圧 350mm(コットン素材のため通気性・撥水性重視)
収容可能人数 最大6人
付属品 テント本体、センターポール、ペグ、収納バッグ
価格(税込) 147,400円
公式サイト NORDISK(ノルディスク)公式サイト

■ファミリー向けワンポールテントのレイアウト例

ファミリー向けワンポールテント

 ファミリーキャンプでは、ワンポールテントの魅力を最大限に活かすために、快適で安全なレイアウト設計が欠かせません。ここでは、ワンポールテントを使ったファミリー向けのおすすめレイアウト例をご紹介します。

●焚き火や料理のスペースを安全に確保する配置

ファミリー向けワンポールテント

 焚き火や料理を楽しむスペースは、テントからある程度離れた位置に確保するのが基本です。とくに小さな子どもがいるファミリーでは、火の粉や煙、調理中の危険を避けるためにも動線を明確に分けておきましょう。

 ワンポールテントの出入口から視界の届く位置に焚き火台を設置し、調理用テーブルやクッカーを並べると安心です。風向きにも配慮し、煙がテント内に流れ込まないようにする工夫も欠かせません。

●タープを組み合わせてリビング空間を拡張

ファミリー向けワンポールテント

 ワンポールテントにタープを組み合わせることで、屋外リビングや食事スペースを快適に確保できます。日差しや雨を遮るだけでなく、テーブルやチェアを設置して団らんの場をつくることで、家族が自然と集まる居心地のよい空間になります。

 テントとの隙間が少なくなるようにタープの位置を調整して、しっかり固定しましょう。食事や遊びのスペースをテントの外に広げられることで、室内のごちゃつきも軽減され、より快適になります。

●ファミリーで過ごしやすい生活導線を考えた配置

ファミリー向けワンポールテント

 テント内外の導線設計は、ファミリーキャンプの快適性を大きく左右します。出入口付近に靴や荷物をまとめ、インナーテントの近くに着替えスペースや子どもの遊び場を確保するなど、行動に合わせた配置がポイントです。

 トイレや水場までの動線を考慮して、テントの向きを決めるのも重要です。小さな動作がスムーズになることで、家族全員がストレスなく、自然の中で気持ちよく過ごすことができます。

■キャンプスタイルに合うファミリー向けワンポールテントを選ぼう

 家族構成や過ごし方に合ったワンポールテントを選ぶことで、ファミリーキャンプはより快適で楽しいものになります。設営のしやすさや開放感、コストパフォーマンスなどのメリットを活かしつつ、デメリットや安全面にも目を向けて、自分たちのキャンプスタイルにぴったりのテントを見つけてください。

 この記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考にして、ファミリーキャンプが楽しくなるテントを選びましょう。