靴紐を結ぶときには、ほとんどの方が子供の頃から蝶結び(はな結び)を使っているはず。何の疑問もなく使い続けてはいるけれど、じつはこの結び方をほんの少しアレンジするだけで、格段に解けづらくなる結び方になるって知っていましたか?

 日常生活ではもちろん、ハイキングやスポーツにも有効なので、ぜひ今日からでもお試しください。

■蝶結び+ひと結びで強化する

まずは蝶結びで結ぶ

 1つ目のアレンジ方法は、通常の蝶結びに「ひと結び」を加える方法。とてもシンプルなので、手順を追ってみましょう。

 まずは普段通りに、蝶結びで靴紐を締めます。

しっかり結び目を引き締めてから、輪を少し長めに引き出す

 結び目をしっかり引き締めたら、蝶結びの左右の輪を少し長めに引き出してやります。先端よりも少し輪の方が長くなるくらいを目安にしましょう。

輪を絡ませる

 2つの輪を絡ませるように1回巻きます(ひと結び)。

蝶結び+ひと結びの完成形

 結び目を引き締めて完成です。これだけで格段に解けにくくなります。特に、滑りやすい素材の靴紐を使っているときに有効です。

 解くときは、蝶結びと同様に、先端を引くだけで簡単に解くことができます。簡単でしょう?