そして急勾配を下ると修行場が現われて、目的地の磐船神社に到着です

 この2つの特徴的な岩を通り過ぎ、急勾配を登り切ると本日の目的地「磐船神社」に到着です。

 磐船神社の御神体「天磐船」は舟形の巨岩で、生駒山系の北端「河内(大阪府)」と「大和(奈良県)」の国境近くに、天の川を跨ぎ横たわるように鎮座しています。また、天磐船の周りには、同じぐらい大きな巨石がゴロゴロと転がっており、まるで清らかな空気が見えるような、居るだけでココロ洗われるとても神秘的な空間です!

ご神体は、ご覧のような舟形の巨石

 境内では、岩窟内に広がる地下空間を歩く「岩窟めぐり」(有料500円)に参加できます。岩と岩の隙間を潜る危険な場所もありますが、薄暗い中に射し込む光や祀られた鳥居、祠はとても幻想的です(撮影禁止なので、画像は磐船神社HPでご確認を)。岩の間を潜り抜けることで生まれ変わるとされ、神道や修験道、仏教の行場での修行体験と位置付けられています。

 磐船神社でパワーをもらった帰路は、JR星田駅に向かうルートもありますが、今回はラウンドしてスタート地点の京阪電車の私市駅に戻る「新春里山ハイクコース」を紹介しました。往復の距離は約10kmです。
「磐船神社」は交野里山ではメジャーな存在ですが、せっかくなら自然を満喫できるルートからアプローチする新たな磐船神社を楽しんでいただければと思います。

下山後のおすすめソトアソSPOT:
・『宝寿司』…私市駅前では貴重な飲食店です。魚定食や丼定食があり、コストパフォーマンス抜群!

 

ソトアソDATA:
難易度:★★☆☆☆ 「らくようの路」は登りが続きますが、それ以外は比較的歩きやすいルートです。
体力度:★★★☆☆ 距離は約10kmと少し長めなので、走れば追い込むこともできますが、のんびりと楽しむこともできます。
ルートタイムの目安:のんびりハイキングで2時間30分。トレランなら1時間20分
アドバイス:ほしだ園地内にはルートがいろいろありますが、どのルートもピークにある「展望デッキ」を目指して進めば、あとは下って磐船神社方面に進むだけでOK。コース自体はとてもわかりやすいです。道中の「たこ焼きストーン」を探しながら里山を満喫してください。