■山頂から拝む、絶景の富士山
烽火台から山頂まではわずか3分ほど。山頂からの景色に期待を寄せながら歩いていく。
山頂に到着すると、「湯村山」と書かれた看板が目に入る、その奥には、見事なバランスの富士山が見える。天気がよかったこともあり、紅葉と富士山の見事なコントラストを見ることができた。
446mと決して“高くはない”場所だが、500年以上も前から甲府盆地を見渡すための要所として、重要視されてきた湯村山。
山頂には3、4人ほどの人がいた。皆カメラを構えており、やはり富士山を求めて山頂まで登っているようだ。
山頂で10分ほど景色を満喫したあと、来た道を折り返していく。往復で1時間強と短い時間だったが、天気のよさも手伝い、満足度の高い登山だった。
■帰りは「湯村温泉郷」へ
湯村山の登山を楽しんだ後には、湯村山からすぐの場所にある湯村温泉郷を訪れてほしい。湯村温泉郷には10件の旅館やホテルがあり、人気の宿泊スポットとなっている。
開湯1200年の湯村温泉郷は、武田信玄がこよなく愛した温泉としても有名で「信玄の湯」とも呼ばれている。日帰り入浴も可能なので、歴史ある温泉をぜひ味わって欲しい。
●湯村山(烽火台)
住所:山梨県甲府市湯村3丁目8-478-153
URL:https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/kamejii/064.html(甲府市公式HP)