気温が下がり、紅葉が進んでいる。関東では10月下旬ごろから色づき始めるが、中国地方では11月初旬から中旬にかけて、徐々に紅葉を楽しめるスポットが増えてくる。

 今回は、広島県にある穴場紅葉スポット「佛通寺(ぶっつうじ)」を紹介。紅葉狩りは有名どころだけでなく、穴場スポットを見つけるのも楽しみの一つになるだろう。

■佛通寺って、どんなところ?

佛通寺本堂(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 佛通寺は広島県三原市にあり、創建は625年前應永4年にまで遡り、佛通寺派が誇る大本山だ。夏には美しい新緑、秋には朱く色づいた紅葉が楽しめる。山々に囲まれた佛通寺は、まさしく穴場にふさわしい秘境と呼べる場所だろう。

■紅葉の色づきはじめは?

紅葉の隙間からさす太陽(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 紅葉の色づき始めは、11月初旬からで見頃は11月中旬ごろと予想されている。今年の秋は10月まで半袖で過ごせるほど暖かい気候のため、もう少し遅い可能性もある。

 最大の特徴は山間部に位置しており、寺とその周辺の木々が全て赤く染まっていく点。山間から差す日が神秘的で、紅葉を一層色鮮やかなものにしていると感じられる。