■腰位置なら視界の邪魔にならない

私も愛用しているスタイル

 私が普段使っているのは、この腰位置。他の収納方法と比べると若干取り出しには時間がかかってしまいますが、一眼レフカメラやトレッキングポールなど他の道具と干渉せず、視界の邪魔にならないのでスッキリとした状態で歩けます。

 スマートフォンを入れることを前提にした、大型のウエストポケットをはじめから装着したバックパックも最近は増えてきています。自然を楽しむことに集中しつつ、取り出しやすい位置に置きたい欲張りな方におすすめです。

■さらにコードで落とさないように保険をかける

山と街でリーシュコードを使い分けている

 切り立った岩場や橋の上など、展望の良い場所では写真を撮りたくなりますよね、そのような時に、薄くて持ちにくいスマートフォンを落とさないようにヒモを取り付けておくと、安心して手を伸ばせます。

 普段は伸ばしても戻るリール式のタイプを使い、山ではコイルスプリング式に付け替えて使っています。これでどんな場所でも安心して撮影する事ができます。

■今のところの私の完成形はこのスタイル

ケースはミステリーランチのテックホルスター。保護パット入りなので安心して外付けできる

 さまざまな携帯方法を試して結局落ち着いているのは、ショルダーハーネスの付け根部分にマックスペディション社の「TacTie」を使うスタイル。引っ掛けているだけなので、取り出す時は手元まで持ってこられるようにしています。このTacTieは二重ロックができ、とても信頼できる構造です。しかも、取り外しが楽で付け替えも簡単です。さらに、スーパーコイルでスマートフォンケースと連結して落下を防いでいます。この位置だと腕の振りや視界の邪魔にならず、方位磁石へスマホの磁気が影響するのを減らすことができるのでおすすめです。