四国と本州の移動というと、瀬戸大橋をイメージする人が多いのではないのだろうか。四国に住んでいる筆者でも瀬戸大橋を渡る時はワクワクしてしまう。列車などに乗ると、瀬戸大橋を渡る際に写真を撮る人をよく見かける。

 しかし、電車や車で瀬戸大橋を通過すると、あっという間に通りすぎ、意外と全体が写っている写真がないと感じた人もいるのではないか。今回は、そんな人へ筆者おすすめの瀬戸大橋を綺麗に撮る方法と、おすすめの穴場スポットをご紹介したい。

特急列車では、岡山駅行きの進行方向左側の席に座ると瀬戸大橋と海側を見ることができる

■瀬戸大橋の基本情報

香川県から瀬戸内海を越えて岡山へ続く瀬戸大橋

 瀬戸大橋は昭和63年(1988年)4月10日に開業し、岡山県倉敷市と香川県坂出市の間に架かっている。海峡部は9.4㎞あるが、実は瀬戸大橋は6つの橋に分かれていて、その全てをまとめて瀬戸大橋と呼ぶ。

 構造は道路・鉄道の2層構造となり、上は道路・下は鉄道となっている。瀬戸大橋が開通したことにより、本州と四国が道路・鉄道で繋がり、気軽に行き来することができるようになった。

鉄道で瀬戸大橋を渡る際には、、多くの人が瀬戸内海の写真を撮っている