■浅間山を臨みながら稜線歩き
黒斑山からは蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と続くピークを歩く。進んでいくごとに浅間山がどんどん大きく見え、迫力が増していく。
また、蛇骨岳からの稜線歩きはガレ場が続くため、注意して歩こう。今回は鋸岳で折り返したが、Jバンドから湯の平へ降りて、トーミの頭に上がることも可能。下から見上げる浅間山と断崖絶壁の外輪山もまた格別で、健脚向けではあるがおすすめのコースだ。
湯の平から天狗温泉浅間山荘へ抜けるルートもあり、その場合は登山口から下山口まで車を運んでくれる「浅間山マイカーお届けサービス」を利用して縦走を楽しもう。
帰りは黒斑山中コースを通って車坂峠まで下る。中コースからの眺望はほとんどないが、行きは表コース、下山は中コースを通るのが一般的。なだらかな道になってきたらゴールはすぐそこだ。
■防寒も忘れずに。浅間山を正しく楽しもう
最新の正しい情報をもとに歩けば、活火山の浅間山を存分に楽しめる。これからの季節はカラマツが黄色く染まり、「ガトーショコラ」と称される雪を被った浅間山が現れる。
なお、2,000m以上の標高のため、急激に気温が下がり、開けた場所は風もあり体感温度はさらに下がる。防寒対策もしっかり行い、万全の対策で楽しみたい。
●浅間山登山のご案内(小諸市)
URL:https://www.city.komoro.lg.jp/soshikikarasagasu/sangyoushinkoubu/shokokankoka/2/1/1/2403.html
●浅間山縦走マイカーお届けサービス(小諸観光局)
URL:https://www.komoro-tour.jp/spot/volcano/mycar/
●高峰高原ビジターセンター
住所:長野県小諸市高峰高原