■魅力2 手間が少ない

油がなくても焦げつきにくく、キッチンペーパーで拭き取れる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 タークやスキレットなどの鉄板製品は、表面についているワックスを取り除いたり、サビや焦げ付きを予防するために油を馴染ませる「シーズニング」が必要。これを手間と感じる人も多いはず。

 マルチグリドルは、「イノーブルコーティング」という特殊な加工が施され、サビつくことがなく、シーズニングも不要。また、油を引かなくても焦げがつきにくく、調理後もキッチンペーパーで拭きとるだけできれいになる。タークやスキレットに比べ手入れの手間が少なく、楽に使うことができる。

マルチグリドルを使ってパンの表面を焼く(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

■魅力3 料理のバリエーションが増える

 マルチグリドルは、「焼く・炒める・煮る」と色々な使い方ができる。中央部分が2cm程くぼんでおり、水が約1L入れられるため、鍋料理や煮物も楽しめる。また少量の油で揚げ物もでき、筆者もキャンプで「茄子の素揚げ」を調理して食べた。中央の窪みに油が集まるため、縁に調理した食材を置いておくことができ、意外と便利であった。 

 使った後の処理が簡単で、さまざまな用途で使用でき、一つでいくつもの料理が作れるため、キャンプ飯のバリエーションも広がること間違いなしだ。

■アウトドアシーンにマッチした調理器具「マルチグリドル」

 手軽に持ち運びができ、手入れも簡単にできるマルチグリドルは、料理の幅を広げキャンプをより楽しくしてくれるアイテムだ。33cmサイズはIHにも対応しており、キャンプだけでなく日常生活でも使える。手間がかからず、料理の幅も広がる「マルチグリドル」、ぜひ実際に使ってみてほしい。