2022年9月10日(土)、11日(日)の2日間、新潟市中央区・万代島にある、通称“大かま”と呼ばれる広大な催事場で開催されたアウトドアイベント「新潟・燕三条 OUTDOOR EXPO 2022」。
燕三条/テントエリア、遊び体験エリア、FIELD ZONE、OUTDOOR BRAND ZONE、OUTLET ZONEなど、カテゴリごとに分けられた屋内会場と屋外スペースには、燕三条所在の大手メーカーを筆頭に、カーディーラー、スキー場、専門学校、ガレージブランドなど約80社もの出展ブースがひしめき、アウトドア関連の商品展示やワークショップ、会場限定アイテムの販売などを行った。
■2日間で、約7000人が来場!
2日間の来場者数は合計で、約7000人。年齢や性別はもとより、ソロ、ファミリー、仲間同士、遠方からの来場など、大勢の人が訪れた。開場前には行列ができ、出展ブースでは体験コーナーや商品購入の順番待ちも多く見られた。スタッフの説明にじっくり耳を傾けギアの品定めをする人、施設の情報を具体的に質問して次の遊びの参考にする人など、あちこちでファンの熱気が立ち昇った。
初開催のイベントの主催は「WEST OUTDOOR LIFE STORE」。県下に5店舗のアウトドアショップを展開するチェーン店だ。今回は主催者のWEST本部長・紫竹陽介氏に話を聞くことができた。
■販売店からの声掛けだから実現した
――開催の主旨をお聞かせください。
「特定のジャンル、例えば“テント”や“キャンピングカー”などのイベントは開催されていますが、それらを跨いだアウトドアイベントがこのエリアには今までなかったんです。この数年WESTでは、動画やSNSを使って商品やスポット紹介をする、メディア発信に力を入れてきました。“にいがたキャンプ場ガイド”や“新潟百名山踏破”などで、あちこちにカメラを持ってひっきりなしにスタッフが動き回っている様子を、ご担当者様やお客様に見られています。
中にはライバル関係の会社様もありますが、一つひとつやってきた、そういった販売店からの声掛けだからこそ、参加して頂けたと感じています。日頃手に取れないものもあるので、来てくださったお客様にも喜んでいただけると思います」