■火がつきやすいのはメッシュタイプ

火起こしのときは楽に火がつく

 メッシュタイプは空気の通りがよく酸素供給量が多いため、火がつきやすい。燃焼効率が良く、一度火がつくと消えにくい点も初心者におすすめの理由だ。皿タイプも薪が組みやすく穴が空いている酸素を供給しやすいものが出回っているが、火つきの良さにおいてはメッシュのほうが効率がよいだろう。

■後始末は五分五分

メッシュタイプは、灰が地面に落ちる心配がある

 皿タイプは炭や灰が底にたまるため、地面が比較的きれいな状態で撤去できる。また、洗いやすく手入れも楽だ。難点といえば、火消しツボに入れにくいところ。キャンプ場に処分するスペースがあるときは問題ないが、持ち帰る場合は小さな火消しツボに入れようとすると、どうしても横から溢れてしまう。

メッシュを折り曲げて、火消しツボの中に灰を流し込める

 メッシュタイプなら折り曲げることができるため、火消しツボにきれいに納めることができる。使っているときに灰が落ちる心配はあるが、撤去時の後始末はしやすいだろう。