■設営・撤去は皿タイプが優秀

折り畳みテーブルの脚のようなシステム

 皿タイプの「ファイアーディスク」は、収納ケースから取り出して折りたたまれている足をおこすだけで設営が完了する。撤去も足を折りたたむだけ。構造がシンプルで誰でも簡単にできる。完成されたつくりのため、取り付けや取り外しするパーツがなくスムーズだ。

 メッシュタイプも足を組み立てて、引っ掛けるだけなのでそれほど手間はかからないが、皿タイプのほうがノンストレスだ。 

■皿タイプ(ファイアーディスク)なら付属の網で簡単調理もできる

「ファイアーディスク」の耐荷重は30kgでダッチオーブンも乗せられる 

 「ファイアーディスク」を代表とする皿タイプには、付属の網が付いていることが多い。「ファイアーディスク」においては曲線の皿型になっているため、炭を入れて網をのせればその上で野菜や肉を焼くことができる。ただし皿タイプの多くは浅く設計されているので大きな薪を入れられず、火力に物足りなさを感じる人もいるかもしれない。火力を必要とする本格的な調理をしたいときには、焚き火スタンドやゴトクを使うほうがよいだろう。 

安定感は皿タイプほどはないが、メッシュでもゴトクを使用できる

 焚き火スタンドやゴトクはメッシュタイプにも対応する。しっかりとした調理を焚き火でしたい方は、どちらのタイプでもそれほど変わりないだろう。