キャンプで、焚き火が楽しい時期が訪れつつある。

 去る7月29日に、筆者は東京ビッグサイトで行われた展示会「レジャー&アウトドアジャパン2022」を訪れた。会場内には知名度はまだそれほどないものの、個性溢れる商品が数多く展示されていた。

 今回は、会場内で特に目を引いたブランドとその商品を紹介する。

■鳥取発! 田んぼ型の窓が可愛い「沢田テント」

ほかではあまり見られない形をしているのが魅力の「沢田テント」(撮影:小松優太)

 鳥取県に本社を構える、インバウンド事業を手掛けるTOMONARI株式会社が展開するアウトドアブランド「沢田テント」。ファミリーやグループといった、4〜6人での使用に適したサイズのテントが主力商品となっている。

 沢田テントのこだわりの一つは素材。環境に配慮したコットン100%の帆布を使用しており、防カビ加工も施されている。コットンは保温性・耐熱性・吸湿性・通気性にも優れており、季節を問わず過ごしやすい。

 デザインも特徴的で、山や田んぼをイメージした形の窓は、ほかのメーカーでは見られず、個性溢れるテントとなっている。

 もちろん機能性も申し分なし。幕体には特殊撥水加工が施されており、底面は防水性が高い素材のPVC(ポリ塩化ビニル)で完全防水となっている。

 2段階調節が可能なキャノピーや天井シェルフ、収納ポケットなどもついており、キャンパーにとって便利な仕様となっている。

自然に溶け込みやすい色合いの「沢田テント」のベージュ(画像提供:沢田テント)
「沢田テント」限定ピンクは桜のようで可愛らしい(画像提供:沢田テント)
「沢田テント」限定ブラックは武骨で男らしさを感じさせる(画像提供:沢田テント)

 カラーラインナップは基本のベージュに加え、限定のブラックとピンクを合わせた合計3種類。自身の好みに合わせて選べるのも楽しい。