走っても走っても山々に囲まれた青と緑の風景を眺めながらの1泊2日ドライブ旅はいかがだろう。

 1日目は定番の「那須サファリパーク」から始まり、東南アジア気分を味わう「アジアンオールドバザール」、豊かな自然を眺めながら入浴できる足湯で人気の「湯西川水の郷」で締めくくる。2日目はまるで世界旅行をしているようなワクワク感のある「東武ワールドスクウェア」に美味しいコーヒーを楽しめるレトロなカフェ「日光珈琲 饗茶庵本店」でほっと一息。

 首都圏から1泊2日でも濃密な楽しみ方ができる那須・日光の夏旅を紹介する。筆者が実際に旅したときにかかった交通費もざっくりと公開!

■那須サファリパーク

ライオンバスでサファリライド

 まずはド定番の「那須サファリパーク」をご紹介。サファリパークというと、楽しいのは子どもだけ?  と思われがちだがそんなことはない。

筆者が訪れたのは雨の日だったがバス・車で回るサファリパークなら天候関係なく楽しめる

 サファリゾーンへの入園方法は主に4つ。猛獣をモチーフにしたライオンバス、全方位を金網に覆われたスリル満点のワイルドライド、自身で運転をしたいけれど自家用車を傷つけたくない人にオススメなサファリカー(レンタカー)、そして乗り換え不要でサファリゾーンに入れるマイカーだ。

アジアゾウたち(ゾウライドサファリはゾウの背中にライド専用の椅子が付けられる)(画像提供:那須サファリパーク)

 普通の動物園と違い、肉食動物や大型動物でも間近で見られたり、ときに動物たちに囲まれたりと臨場感を味わえるのはサファリパークならではの魅力。ライオンバスやワイルドライドなら、ガイドさんの豆知識も楽しい(サファリカー・マイカーもサファリガイド付き)。

春から秋にかけて楽しめるナイトサファリ(画像提供:那須サファリパーク)

 また「那須サファリパーク」では、4〜10月の指定日には夜のサファリゾーンに入れるナイトサファリが開催されている。日中はなかなか見ることのできない夜行性動物の活動を見られることも。

 筆者が訪れた日の天気は雨模様だったものの、基本的にバスか車に乗りっぱなしで動物たちを見ることができるため、天候関係なく楽しめるのもサファリパークのいいところ。大雨が降っていなければ、アジアゾウに乗ってサファリゾーンを散歩できる「ゾウライドサファリ」が楽しめる(大人:2000円、子ども:1000円)。

・那須サファリパーク
住所:栃木県那須郡那須町高久乙3523番地
電話番号:0287-78-0838
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30)※時期により変更あり、ナイトサファリ開催日は18:30〜21:30(受付は20:30迄)
定休日:木曜日  ※GW、夏休み期間、年末年始除く
入園料(個人):大人2800円、子ども(3歳~小学生)1900円  ※別途入園方法による料金が必要
入園方法(料金):ライオンバス(+大人1100円・子ども600円)、ワイルドライド(+大人・子ども1200円)、サファリカー(+レンタカー2000円~)、マイカー(+サファリガイド500円~)

公式サイト:https://www.nasusafari.com/