今回は、『一生に一度はこんぴら参り』でお馴染みの金刀比羅宮(ことひらぐう)を四国在住の筆者がご紹介する。

 一般的に参拝というと参道から本堂へは長くても10分ほどだが、金刀比羅宮は表参道から御本宮まで785段、それより先にある奥社までは表参道から1368段あり、全て行くには1時間程度かかる。

 筆者は表参道から御本宮までが約30分、奥社までは約1時間かかった。明らかに参拝というより登山になるのでスニーカーなどで行くのを推奨する。

■高松駅からも日帰りで行ける「金刀比羅宮」

多くの飲食店やお土産物屋がある表参道

 金刀比羅宮の最寄り駅はJR土讃線「琴平駅」か、琴電「琴電琴平駅」となっている。両駅から表参道までは徒歩10分ほど。香川県の中心、高松市街地からも約1時間ほどの移動時間なので、高松市内に宿泊して、日帰りで訪れることも可能なのだ。

 金刀比羅宮周辺にはこんぴら温泉郷として、複数のホテルや旅館もある。最近では修学旅行で学生も目にする観光地となっている。

■気軽に登れる! 表参道から御本宮までは785段

参道の入り口には貸出用の杖がある
途中に寄りたくなるお店が豊富な表参道から大門までの道のり
階段を登り切ったら、讃岐平野が見渡せる

 表参道には多くの商店があり、階段を一気に登り、大門を目指す。大門までの道のりはアイスクリームや飲み物が軒先でいただけるお店もあり、登ることより気になってしまう人もいるだろう。