●  ②自販機で飲料を買ってくる

大型犬はペットボトル、小型犬は缶ジュースが内股に入りやすく、体温が下げやすい(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 近くに冷たい物が見つからない場合は自販機を探す。自販機の飲料は、飲ませるのではなく、冷やすために使う。

 犬の後ろ足の内股には太い血管があり、ペットボトルや缶ジュースを挟んであげると体温が下がりやすい。

 もしペットが重度の熱中症になった場合、この2つの応急処置をした状態で動物病院に連れて行くこと。重症や大事に至らない可能性が非常に高くなる。

 熱中症になった際に体温を下げることが、いかに大切なことか獣医も説明している。

参考:【獣医師監修】犬の熱中症の見分け方~もしもの際の応急処置や治療法、予防策を紹介~https://www.i-sedai.com/pet/column/dog/D0104.html

 とりわけ鼻が短い犬種は体温調節が下手なので、熱中症になりやすい。パグ、シーズー、フレンチ・ブルドッグなどの犬種を飼っている場合は、今回紹介した応急処置を覚えておいてほしい。