■地下55m! 下関側入口からスタート

地下55mのトンネルへ降りるエレベーター。近代捕鯨発祥の地らしくクジラの絵がお出迎え(撮影:藤田勝久

 筆者は下関側からスタート。入り口は壇ノ浦古戦場の「みもすそ川公園」近くにある。すぐそばに駐車場があるほか、JR下関駅から最寄りの御裳川(みもすそがわ)バス停まで路線バスで12分。本数も多いため、公共交通のアクセスはよい。

 地下55mに位置するトンネルには、エレベーターで下りていく。歩行者は無料だが、自転車と原付は20円が必要。エレベーター前の料金箱にお金を入れる仕組みになっている。なお、トンネルの中では自転車と原付は押して歩かなければいけない。

 また、トンネルの入り口には「追い抜き・衝突注意」の看板が立てられていた。ジョギングで追い抜きざま、すれ違いざまにぶつかる恐れがあるので、迷惑をかけないよう注意したい。

●関門トンネル人道 下関側入り口

所在地 山口県下関市みもすそ川町22

下関側から見た、門司へ向かうトンネル入口(撮影:藤田勝久

 トンネルに降り、門司に向けて歩を進める。トンネルは中心部に向かって緩やかな下り坂になっており、中は涼しい。

 ちょうど1/3に差し掛かったころ、自転車を押しているUber Eatsの配達員とすれ違った。門司側の飲食店から下関まで、トンネルを利用して配達しているのだろう。

■絶好の撮影スポット! 海底の県境に到着

観光客の撮影スポットになる、トンネル中心部の県境(撮影:藤田勝久

 トンネルほぼ中央部の県境に到達。歩道には白い字で「山口県」「福岡県」と大書されており、中国地方と九州の境である実感がわく。観光客とおぼしき家族連れが次々と記念撮影をしていた。

 ここから門司へは、坂と感じないくらいの緩やかな登りが続く。