■守ってほしいマナーとやりがちな失敗

●地面にダメージを与えてしまう

　よくあるのは、芝生のサイトで焚き火シートを使用せずにダメージを与えてしまうこと。焚き火台の下は、想像以上に熱くなる。焚き火台だけでも十分であるが、焚き火シートは砂利以外のサイトでは必ず使用したほうがいいだろう。特にメッシュ素材の焚き火台は要注意。

●風の強いときは焚き火をしない

　強風時の焚き火は危険だ。火の粉が舞ってしまい火事の原因になるからだ。特に、森林サイトなど、樹木が多いサイトやキャンプ場では、風の強いときは絶対に焚き火をしないこと。

●最後まで火が消えるのを確認する

　寝る前まで、焚き火をすることが多いと思うが、火が完全に消えてから寝ること。火がついたままで放置するのは、本当に危険。最後まで責任を持って火の始末をしてほしい。

■マナーを守って焚き火を楽しもう！

何時間でも炎を見ていられる人も多いはずだ

　キャンプは非日常を楽しめるレジャーだ。特に焚き火は、キャンプ場以外でしかできない。日常生活では体験できないので、焚き火にハマってしまう人が増えているのかもしれない。

　焚き火にもマナーがある。今回紹介したことを守っていただき、焚き火を楽しんでほしい。火を扱うことは本当に危険なので、細心の注意をしてほしい。すぐ近くに水を入れたバケツを準備しておくのもいいだろう。