■唐松岳(2,696m)|八方池山荘から往復コース

 唐松岳は、北アルプス北部の後立山連峰の中央にそびえる山。長野県側からは白馬八方アルペンラインでゴンドラ・リフトを乗り継ぎ八方池山荘(標高1,850m)まで上がれるので、北アルプス入門の山として知られている。

晴れていれば白馬三山を映す山上湖

八方池山荘からは、岩がゴロゴロした登山道コース、または整備された木道の迂回コースを歩き、白馬三山が水面に映る絶景スポットである「八方池」に到着(約1時間10分)ここまでは観光目的の人たちも多く賑わうが、八方池を過ぎるといよいよ本格的な登山コースが始まる。

唐松岳へ雲上の稜線歩き

 森林限界を超えるまでは急坂の登山道が続くが、シーズンには登山道脇に咲く色彩豊かな高山植物が目を楽しませてくれる。標高2,500mを過ぎたあたりで樹林帯を抜けて、北アルプスの立山連峰と劔岳(つるぎだけ)の姿が見えるように。

唐松岳山頂へと続く稜線

 稜線上にある唐松岳頂上山荘に到着したら、唐松岳山頂までは約20分。劔・立山、五竜岳など北アルプス北部の山々が見渡せる大展望が楽しめる。八方池山荘からは4時間30分程度かかるので山頂山荘での宿泊がおすすめである。

・唐松岳コース概要
1日目:八方池山荘 - 八方池 - 唐松岳山頂山荘 - 唐松岳 - 唐松岳山頂山荘【目安:約4時間35分】
2日目:唐松岳山頂山荘 - 八方池 - 八方池山【目安:約3時間】

 

 日本は全国にたくさん山があるが、アルプスの高山ならではの景色は登った人しか見ることはできない。ロープウェイ・リフトがある山からはじめて経験を積んだら、日本アルプスのさまざまな山に足を運んで、さらなる絶景登山を楽しもう!  残雪があると難易度が上がるので、7月頃~9月中旬頃までの期間で計画しよう。