■令和の新スタイル「電動キックボード」で楽ちん観光!

スリムなデザインで運転しやすい電動キックボード(写真提供:丹後海陸交通株式会社)

 電動キックボードのレンタルサービスは、天橋立でバスや観光船事業を展開する丹後海陸交通が導入。「新しい魅力を感じてほしい」と、従来から貸し出している自転車に加え、公道走行が可能な次世代モビリティに目をつけた。

 電動キックボードは原動機付き自転車を運転できる免許があれば、誰でも簡単に操縦できる。スリムなデザインで最高速度は25km、走行可能距離は18~25kmだ。

 「天橋立桟橋」と、その対岸の「一の宮桟橋」の2カ所で貸し出しており、どちらでも返却でき、片道利用も可能だ。料金(ヘルメット含む)は税込みで30分1000円、90分2000円(2022年6月現在)となっている。

 電動キックボードは道路交通法では原動機付自転車に分類される。ヘルメットの着用や車道の通行(歩道の通行不可)、飲酒運転の禁止などのルールを守って利用しよう。

■ぐるっと90度回旋!「廻旋橋」はシャッターチャンス

船の通行に合わせて90度旋回する「廻旋橋」(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 天橋立の南側は陸続きではなく、陸地までは観光名所の「廻旋橋」でつながっている。船の通行に合わせてぐるっと90度旋回する全長36mの珍しい橋で、大正12年に手動旋回式としてお目見えし、昭和35年に電動化された。多い日は1日に50回ほど回転する。その瞬間は観光客のシャッターチャンスになっている。