■高低差・標高日本一のロープウェイに乗って、中央アルプス最高峰でハイキングを楽しもう
木曽駒ヶ岳は駒ヶ岳ロープウェイのおかげで3000m級の山を片道2時間、往復3時間半程度で山頂に立つことができるが、風や紫外線が強く、岩場や残雪もあるので十分注意が必要である。日焼け止めをしっかり塗り、必要ならばサングラスやストック、ヘルメットやアイゼンを装備しよう。
木曽駒ヶ岳では、気軽に日帰りハイキングを楽しめる反面、山岳事故も少なくないので、体調や天候に十分気をつけて必要があれば撤退や予定延期、キャンセルなどの判断をしたい。
特に、下りの八丁坂では滑らないように足を進めることが大切だ。焦らず足裏の真ん中に荷重をのせ、靴底全体で足を岩や石の上に垂直に置いて足を運ぶ「フラットフィッティング」という歩き方を心掛けて欲しい。
登山計画をしっかりと立て、この夏は高低差・標高日本一のロープウェイに乗って、3000m級の中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳で日帰りハイキングを楽しんでみてはいかがだろう。
【駒ヶ岳ロープウェイへのアクセス】
・中央自動車道駒ヶ根ICから約3分、菅の台バスセンターへ(駐車料金は普通車800円、バイク200円)。
・菅の台バスセンターからはマイカー規制のため路線バスへ乗り換え。運賃830円、約30分で駒ヶ岳ロープウェイ「しらび平駅」へ
【千畳敷駅へのアクセス】
•駒ヶ岳ロープウェイ「しらび平駅」から「千畳敷駅」へ。運賃は片道1370円、約8分、往復2540円
•チケット購入は菅の台きっぷ売り場、もしくはしらび平窓口で購入可能