■真夏しかオープンしていない、海が目の前のキャンプ場
<角島大浜キャンプ場>(山口県下関市)
山口県の北西端に位置する角島は、夏になると海水浴客が大勢訪れる場所です。青い空と白い砂浜、そしてコバルトブルーのコントラストが織りなす美しい景色は、まるで海外のよう。
ここに夏の間しか開いていないキャンプ場があるのを知っていますか。こんなに美しい景観の海を目の前にキャンプができるのは、本州でも本当にここだけです。海のすぐ目の前にテントを張って、歩いてすぐに海水浴が楽しめてしまいます。
目の前の海はライフガードもいる海水浴場なので、家族連れでも朝から夕方まで安心して海を楽しめます。一日中海で遊んだあとは、夕方の涼しい風を受けながら、キャンプご飯を作りながら沈みゆく夕陽を眺める。こんな贅沢あるでしょうか。
場内には少し不思議な建物があります。映画『四日間の奇蹟』で使われた礼拝堂セットが、そのまんまにされているんです。青い空に白い礼拝堂。なんて素敵なシチュエーションでしょうか。
ちなみに、こちらの礼拝堂の前もキャンプサイトになっていて、テントを張ることができます。おもしろいのは、中はなんとトイレになっていること。こんな素敵な外観のトイレもなかなかないですよね。現在は、定番の写真スポットとなっています。
さらに、角島に渡る時に必ず通る「角島大橋」の絶景は必見です。
1780mの長さを誇る架橋は、よく車のCMでも使われています。あまりの絶景のため、渡る前にみんな駐車場に車を止めて撮影をするのが定番です。展望スポットもあるので、ぜひ写真を撮ってから渡りましょう。