■眺めのよい低山「大岩ヶ岳」とは

眼下に千刈貯水池が見える山頂からの眺望(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 大岩ヶ岳は丸山湿原から登ることができる、384mの低山である。頂上付近にちょっとしたビルくらいの大岩があり、それが名前の由来。湿原からゆっくり歩いても1時間前後で登れる手軽な山だ。

大岩ヶ岳の名前の由来である大岩の上部。大きすぎるため、写真に収まらない(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 湿原群の中の沢沿いに登山道があるため、道の大部分がぬかるんでおり、沢渡りもある。靴が濡れてしまうので、登山靴に防水スプレーしてから来るようにしよう。道はわかりやすく、案内板もあるが、場所によっては道標のテープを頼りに歩く必要があり、注意が必要だ。

迷いやすい場所はテープがたくさん貼ってあるため、助かる(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 なお、大岩ヶ岳山頂以外、丸山湿原も登山道も携帯電話の電波は届かないため、要注意だ。