■必要十分なパワーがある

交通の流れに余裕でついていける(車両:BMW C400X)

 ビッグスクーターで最もポピュラーな排気量は250ccだが、日本の交通事情では必要十分なパワーだ。交通の流れに余裕で付いていけるので、合流や追い越しでも気負いすることがない。さすがに高速道路ではパワー不足を感じることもあるが、その場合は400ccや600ccクラスのビッグスクーターを選ぶという選択肢もある。

■ほぼノーメンテナンスでOK

メンテナンスは必要ないに等しい(車両:SUZUKI スカイウェイブ250)

 バイクは基本メンテナンスフリーの車とは違って、バイカー自身がある程度のメンテナンスを施す必要があるが、ビッグスクーターはそれがほぼ必要ない。

 月一でタイヤの空気圧チェックをするくらいで、あとは販売店で定められた定期点検を受ければまず問題はない。特に国産車であれば「ほぼノーメンテナンス」と思っても差し支えがない。