キャンプの醍醐味といえば、大自然のなかでの食事。今回は、初心者でも簡単にできる、パンチの効いたインスタ映えキャンプ料理「ビアチキン」を紹介しよう。

 「ビアチキン」とは、見た目のインパクト抜群の「鶏の丸焼き」である。簡単3ステップ調理で、ほぼ待つだけでできてしまうのが魅力。そして、美味しい。準備するものも少なく誰にでもできるので、この機会にぜひ挑戦してほしい。

■準備するもの

「ビアチキン」の調理器具はこれだけで、難しいことはほとんどない(写真:田芝也友

 調理するには以下の5つが必要だ。

●BBQコンロ

 ソロキャンプ用のミニBBQコンロでも事足りる。ふたをかぶせて、蒸し焼きにする必要があるので、ある程度の幅が必要。火加減調整が重要なので、炭の出し入れがしやすいものを選ぶとよいだろう。

●缶ビール

 ビールの種類は問わない。今回は焦げつき防止のため、500ml缶で調理しているが、350ml缶でも問題なく調理可能。500ml缶なら1/3、350ml缶なら半分ほどビールを残すのがポイントだ。

●缶ビール立て

 ビアチキン専用のスタンドが販売されている。今回は、検証もかねてダイソーの五徳で挑戦した。

●被せるもの(金属バケツなど)

 ブリキ缶バケツや一斗缶を被せることが多い。荷物になることを考慮し、100円ショップのアルミ鍋とアルミホイルで代用した。丸鶏全体を覆うことができれば、OK。

●スパイス

 お好みのスパイスを準備。前日から、醤油ベースのたれに漬け込むことで、ローストチキン風にもできる。