■30分間でサバが入れ食い状態
先ほどのサバはかなり手前で釣れたので、2投目は30m程度しか投げなかった。メタルジグが海底についてからリールを巻こうと思ったが、その前に魚がかかった。今度は先ほどよりも引きが強い。左右に力強く動き回る。
なんとか釣り上げたのはサバだった。やはり堤防の近くに群れがいるのだろう。サイズは先ほどよりも大きく、40cm近くある。たった5cmの違いだが、抵抗力の強さは全然違う。45cmや50cmになるとどのようなパワーになるのだろうか。
その後、ジグサビキを投げる度にサバが釣れた。サバは傷みやすいうえにアニサキス症予防の観点から、すぐに血抜きをする必要がある。それらの処理をしながらの30分間でも7匹のサバを釣ることができた。
そして、サバではない魚にも出会った。大きな目が特徴のキントキダイの一種。他の魚が釣れたということは、サバ以外の魚にも夜のジグサビキが見えているということだ。
■夜のジグサビキ、30分間の釣果
30分間でこれだけの魚を釣ることができた。夜でもジグサビキは効果を発揮するという証明になったのではないだろうか。また、難しい動作は行っていない。投げて巻くだけでこの釣果なので、初心者にもジグサビキをおすすめしたい。
■昼夜を問わず釣れるジグサビキ
ジグサビキは夜でも釣れるという情報には正直あまり期待していなかった。しかし、30分間の入れ食い状態を楽しむことができたうえに大満足の釣果。そして、夜でもジグサビキは効果を発揮するということを証明できてよかったと思う。
サバを食す際にはアニサキスに注意しなければならない。少しでもアニサキスを予防するためには早めの血抜きが重要となる。また、生食を避け、加熱することも予防に繋がる。もしサバを食べた後にお腹が痛くなったら、すぐに病院に行くべき。おいしい魚だが気を付けて食べて欲しい。