●焚き火がしやすいTCタープを利用する

難燃素材でできたレクタタープTC(写真提供:FIELDOOR)

 TC生地といわれるポリエステルとコットンが混紡した生地のタープを利用すれば火の粉で穴が空きにくい。焚き火を行う際はタープの位置を高くして行うこと。

●レクタタープTC

価格:1万7600円(税込) 
カラー:カーキ、コヨーテ、オリーブ
サイズ:本体(約)435cm×500cm
収納時:(約)60cm×43cm
重量:(約)5.3kg
材質:ポリエステル65%、コットン35%
耐水圧:428㎜

 FIELDOORの「レクタタープTC」はTC素材で作られた、4〜6人で使用できるサイズのタープ。3つのカラーバリエーションから選択できる。防炎ではないので焚き火と至近距離の使用は控えること。

●雨で抜けやすくなるためペグに重しをする

 雨の日は地面が水分を含んで緩くなるため、ペグが抜けやすくなる。打ち込んだペグの上に大きめの石を置き、抜けにくくすること。

●ソロキャンプならハンモック泊がおすすめ

浸水の不安がない、雨の日のハンモック泊

 ハンモックであれば地面と接しないため、浸水の不安がなくなる。ソロキャンプであればハンモック泊がおすすめだ。

■雨の日の撤収ポイント

レクタタープTC収納時(写真提供:FIELDOOR)

●タープは最後に片づける

 撤収時、荷物を雨から守るためタープは最後に片づける。

●濡れたタープやテントは大きな袋に入れて自宅で乾燥

 タープやテントは一旦大きなビニール袋に入れて持ち帰る。撤収時は濡れており、きちんと収納しても帰宅後にまた開封することになる。簡易的に持ち帰れる状態にして撤収しよう。

■まとめ

 いつもなら避けてしまう雨だが、克服すれば紹介したメリットも得られるはず。この記事を参考に対策を準備して雨キャンプに挑戦してみてはいかがだろうか。