タープ泊にはタープのみ、またはタープの下にテントを張るカンガルースタイルがある。寒い時期にはあまり向いていないが、これからの時期は外の空気も感じやすく、開放的なキャンプが楽しめるのでオススメ。他にも道具が減るため、軽装備でキャンプが楽しめるといったメリットもある。

 今回はタープ泊に必要な道具と注意点を紹介する。

■タープ泊って、どんなスタイル?

とても開放的でワイルドなキャンプが楽しめる「タープ泊」(写真:yuta_021)

 タープ泊は名前の通りタープの下に寝床を作りキャンプをするスタイルのことを言う。特徴としては開放的でワイルドなキャンプを楽しむことができ、テントを持っていく必要がないため道具もかなり軽量化できる。

 必要最低限の道具だけを持っていくサバイバルに近いキャンプスタイルでワイルドさを楽しむことができる「ブッシュクラフト」のようなキャンプをする方におすすめのスタイルだ。タープの形によっても、いろいろな張り方ができ、タープ設営のバリエーションも楽しめる。

タープ下にインナーテントを入れる「カンガルースタイル」

 カンガルースタイルは、タープの下に他のテントのインナーテントのみを張ってキャンプをするスタイル。虫などが気になる方にはこちらのスタイルがおすすめ。

 他にもタープの下にハンモックで寝床を作るスタイルもある。