キャンプを予定していた日が運悪く雨になってしまう時がある。普通であればキャンセルしてしまうところだが、たまには雨キャンプに挑戦してみてはいかがだろうか。今回は雨キャンプの対策とメリットを紹介する。 

■雨キャンプの楽しみ方とメリット

●安全にキャンプできるか事前に確認する

 雨キャンプといっても、荒天時に無理して行うのはやめておこう。川は増水し、山道は土砂崩れの危険がある。キャンプ場や各自治体に問い合わせて情報を確認し実施できるか判断しよう。

●人が少なく予約がとりやすい

 雨の日はキャンセルや予約が少なくなるため、人気のキャンプ場でも予約が取りやすくなる。

●雨対策を経験することで設営が上達する

 後述する雨対策を行うため、晴天時より気を使った設営を行う必要がある。そのため雨キャンプを経験した後は晴れの日の設営が手軽に感じ、経験値があがったことを実感できるだろう。

●野外で雨をしのぎ、自然に溶け込む非日常を味わう

雨に濡れた森の中

 日常生活の中で、雨の日に外で一晩過ごすことはまずないだろう。テント内で雨音を聞きながら風にそよぐ草木を眺めると、自然に溶け込んでいる非日常を体感できる。