■ポリエステル生地のフライシート
テントの生地の多くはポリエステル、コットン、ナイロンの3種類に分類される。そのなかでもポリエステルの製品を選ぶことをおすすめする。理由としては価格が高くなりにくい、乾燥させやすい、軽いという点が挙げられる。
ポリエステルは防水性が高く、撤収の際に乾燥させやすい。撤収の際に日光に当て、風通しを良くすれば早く乾燥させることができるため、扱いが楽だ。また、コットンを使用している生地よりも軽いため、持ち運びも軽量でコンパクトにでき、ソロキャンプに向いていると言える。
■サイズは「大き目」を
快適性を左右するサイズ。テントのスペック表記に対応人数が記載してある。ソロキャンプでも2~3人用のものがおすすめだ。
登山用やザック一つで最低限の荷物で行うキャンプの場合は軽量コンパクトの1人用が良いが、キャンプ場でのキャンプの場合は荷物が増えることが多い。そのため1人用のテントを選んでしまうと荷物をしまうスペースが無くなってしまうため、不便を感じることがある。
対応人数は1人当たりの床の幅が60~70cmで考えられているため、大きめのテントを選んで荷物のスペースを考えておくと、大事なキャンプ道具をしまうことができる。荷物が多くなる場合は、それに応じてテントのサイズを考えるようにしよう。
■テント選びはキャンプの第一歩!
キャンプをするうえで特に大事なキャンプ道具のテント。テントの快適性でキャンプの快適性が左右されると言っても過言ではない。まずは扱いやすく、自分に合ったサイズの物でキャンプを楽しむことでキャンプの楽しさを味わって、長く続けることができる趣味にしてほしい。