■高さは3m級! ドライバーの悩ます道路わきの雪山
交通量の多い道路では、今回の気温上昇で雪が溶けアスファルト路面となり走りやすい状態となったが、道路わきには車輌の高さをはるかに越える雪山が形成されている。脇道から幹線道路に合流する際は、車輌をより前の方に出さなければ左右を確認できず、神経を使う運転が続いている。
また、除雪は進んでいるがまだ雪は多く残り、3車線のうちの1車線が雪で塞がっている状況も珍しくはない。この車線減少は朝の通勤ラッシュ、夕方の帰宅ラッシュ時の大渋滞の要因となっている。例年以上に排雪される雪が多く、札幌市では市内の雪堆積場所が一時閉鎖されるなどの影響もあり、現在でも住宅街では排雪待ちの状態が続いている。
今回の大雪と暖気による被害は甚大だ。これから北海道内はプラス気温が続き、これまで以上に雪解けが進む見込み。春になるまでもう少し、雪と共に暮らす日々が続きそうだ。