群馬県西部に位置し、日本三大奇景の1つにも数えられる妙義山には、819年創建の由緒正しい神社・中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)が鎮座している。「日本一のだいこく様」が見守り、野球上達の神社でもある中之嶽神社にお参りに行くと、更にその奥の「見晴台」へと岩道が続いている。

 今回はパワースポット巡りと、ハードな登山となるため安易にはおすすめできないが、岩山登山の先にある絶景も楽しめる中之嶽神社の魅力を紹介する。

■黄金に輝く「日本一のだいこく様」

中之嶽神社の鳥居とだいこく様(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 某峠最速漫画にも出てくる「妙義の峠」を越え、駐車場から中之嶽神社の鳥居を仰ぐと、特徴的な御神体が出迎えてくれる。高さ20m・重さ8.5t、中之嶽神社がお祀りする「日本一のだいこく様」だ。

中之嶽神社のパワースポット、日本一のだいこく様

 運気上昇・金運上昇・やる気がでるパワースポットとして、「日本一のだいこく様」はこの神社のシンボルになっている。通常、大黒様は小槌を持っているが、こちらのだいこく様は剣を振りかざし、病や厄を払ってくれる。

甲子(きのえね)にちなんだ、野球上達祈念の神社でもある

 大黒様の縁日が甲子(きのえね)の日という所から、甲子園とかけて野球上達の神社としても知られている。筆者が訪れた日も多くの野球少年がお参りし、野球御守を購入していた。