■薪ストーブの特徴
薪の燃焼によって暖を取る薪ストーブ。焚火と同じ直火の暖かさを得ることができるため、先に紹介した2つのストーブよりも段違いに暖かい。その火力のおかげで天板の上で調理も可能だ。薪ストーブにはサイドに耐熱ガラスがついてるものもあり、直接火を見ることができるものもある。
デメリットとしては、「薪がかさばる」、「火の番が必要」という2点が挙げられる。キャンプ場に薪が売っていない場合、車に積んでいくとなると積載がかさばる。「火の番が必要」という点では火力調整を常に意識しないといけないため火から目が離せない。焚き火に近い感覚なので灯油やガスのように点けっぱなしというわけにはいかないのだ。
薪ストーブは焚火に近い感覚で使用できるストーブなので調理をしたり、火を育てることを楽しみたい方におすすめのストーブである。
■自分に合ったストーブを選んでみよう
ガスは狙った場所、灯油は空間、薪ストーブは焚火感覚で暖を取れるといったようにそれぞれに特徴がある。自分のキャンプスタイルに合わせた使い方ができるストーブを選べば、きっと快適に冬キャンプを楽しむことができる。ぜひ自分に合ったストーブ選びの目安にしてほしい。
※ストーブを使う際は周りにガス缶や燃えそうなものを置かないこと、一酸化炭素中毒対策として換気や一酸化炭素チェッカーを使用するなど十分な対策をしよう。