10分が経過したところで、セリアの着火剤はかなり小さくなり、炎の勢いも衰えていった。一方、ダイソーの着火剤2つはまだ炎の勢いをキープしている。これにより持続性があるのはダイソーであることがわかった。
11分30秒ほどでセリアの着火剤は燃え尽き、鎮火。一方、ダイソーの着火剤は12分経過しても僅かに燃焼を続けていたが、その後は燻るように煙だけが上がっていた。ジェルタイプもほぼ同じタイミングで燃焼しきった。
■【結論】火力はセリア、持続力はダイソー
点火後の勢いはセリアの圧勝。5分は炎が衰えず、炭に着火するには申し分ない性能だ。ダイソーは最初の勢いこそセリアに劣るが、徐々に勢いを増し10分程はキープしていた。よってダイソーのウッドファイバーは炎が長く持続するところがメリットと言える。
ジェルは終始炎の状態が確認しづらかったが、持続力はウッドファイバーと同等であった。炭に直接塗ることができ、着火点を自由に設定できるのは大きなメリットと言える。今回の検証で100円ショップの着火剤は火起こしに十分な性能を持っていることがわかった。キャンプでの焚き火やバーベキューで活躍すること間違いなしだ。