■冬の鏡池は戸隠連峰が一望できる大雪原
植物園を抜けた先にある鏡池は、普段なら水面に戸隠山が逆さに映るビュースポットだ。しかし冬は湖面を雪が埋めつくし、広々とした雪原に様変わりする。夏は池になっているところを歩くというのはなんとも不思議な感覚で、展望がよく開放的で自然と足取りも軽くなる。雪原からは戸隠連峰をパノラマで見渡すことができ、雪をたたえた荒々しい山肌まで間近に眺められる。
■ツアーの締めくくりは名物の戸隠そばで
鏡池の雪原をしばらく散策したのち、湖畔で休憩を取り、植物園を抜けてスタート地点の参道入口に戻ったらツアーは終了。ツアーの所要時間は、のんびり歩き休憩も含めて大体4時間ぐらい。朝から参加するとちょうど昼食時に終わるのだ。参道の入口にはそば屋があり、ここで「戸隠そば」を味わえば、神社と自然、名物まで戸隠の観光をまるごと体験できる。
■スノーシュー初心者もぜひトライ！
スノーシューツアーではガイドが森を案内しながら、戸隠山や神社の歴史、植物の話をたくさんしてくれる。こういった情報を知ることで、自然がもっと身近に感じられるようになる。ときには段差を滑り台のようにお尻で滑ったり、木から垂れ下がった蔓でブランコのようにして遊んだり、自然の楽しみ方を発見できるのもいい経験だ。とくにここで紹介したコースはアップダウンがほぼない平坦な地形を歩くので、スノーシュー入門にぴったり。新たな冬のレジャーとして、ぜひスノーシューを体験してみよう。
【補足事項】
・この記事は昨シーズンに取材撮影を行っております。
・随神門より先は雪崩の危険があるため進入はご遠慮ください（杉並木まで歩きたい場合はガイドの同行をお勧めします）。
・鏡池の湖上を歩く場合はガイドの同行をお勧めします。
・長野市の感染警戒レベルが5以上の場合、ツアー受け入れは中止しています（詳細は戸隠観光協会HPをご覧ください）。
戸隠観光協会 https://togakushi-21.jp/
