バイクは排気量やカテゴリーによって、車以上に見た目や乗り味が異なる乗り物だ。50ccの原付スクーターにはじまり、中型免許で乗れる一般的なオンロードやオフロードバイク、大型免許で乗れるハーレーに代表されるアメリカンバイク、フルカウルのレーサーマシンなど、実にさまざまなバイクがある。
なかでも中型免許で乗れるオフロードバイク、とりわけ250ccクラスのマシンは、近年のアウトドアブームによって盛り上がりを見せている。
実はこれはただの一過性のブームではなく、そもそも一度乗れば必ずハマってしまう魅力が250ccオフロードバイクにはあることを紹介したい。
■オフロードバイクは走る道を選ばない
ライダーならツーリング中に、気になる脇道を見かけたことが幾度となくあるだろう。しかし、そこが舗装路でないとわかった時点で、オンロードバイクの場合は立ち入ることが難しい。しかし、オフロードバイクは未舗装路を走ることを前提に設計されており、そのまま立ち入り、その先を目指して走ることができる
つまりは今まで舗装路に限定されていた自身のツーリングエリアが、飛躍的にアップするのだ。しかも「バイクで未舗装路を走るという行為」が純粋に楽しいのだ。ただし、未舗装路は走れる時期や規制による制限がある場合もあるので、事前の情報収集だけは忘れないようにしたい。