■キャンプ当日に使用した道具

かなり無骨な道具だが、機能はバッチリ

 筆者はグリルやバーベキューコンロなども持っていない。これを買うと荷物も増えるし、お金もどんどんかかってしまう。どうにか買わない方向で考えたところ、直火でダッチオーブンスタンドを使えば荷物も少なく、安くできるのではないかと思いついた。そのため、今回は直火OKのキャンプ場を選択。黒いダッチオーブンスタンドは約3000円で購入。

 ダッチオーブンスタンドの上に乗せたビア缶チキンスタンド。これは絶対に必要だと思い、購入。なんと約400円。もっと高いものだと思ったが、意外と安かった。

飲み干したい気持ちを抑え、丸鶏のためにセットする

 ビア缶チキンスタンドに、半分程度残したビール缶をセットする。このビール缶に丸鶏を差し込むことによって、ビールの蒸気で丸鶏の中が蒸し焼きになるという算段だ。

このような大きな丸鶏がしっかり焼けるのか、正直不安だった

 ビール缶に差し込まれた丸鶏。味もしっかり染み込んでいるはずだ。あとは焼くだけだが、最後にもう1つ。

バケツを被せて、全体を焼いていく。中が見えないため、不安と期待が入り混じる

 バケツだ。バケツを被せて、全体を焼いていく。これが約850円。ダッチオーブンスタンド、ビア缶チキンスタンド、バケツを合わせて約4250円。缶ビールの値段を入れても4500円程度だ。初心者でも手を出せる値段ではないだろうか。