■アウトドア活動で便利なライト形状「ヘッドライト」

 両手が空くように、頭にバンドで取り付けるタイプを「ヘッドライト」と呼びます。元々は、カーバイドランプ(昔の鉱山などで使われたもの)をヘルメットに取り付けたことからヘッドライトは始まりました。

 基本的には目の前を明るく光らせたいので、拡散光のモデルが多いです。より幅広く使用できる高価格帯モデルは、拡散光とスポット光など異なる性質の明かりを切り替えられるものもあり、複数のLEDを搭載しています。

 以下、私が愛用している4モデルの特徴を見ていきましょう。

■ブラックダイヤモンド/スポットライト

乾電池式で拡散光の安定感が高い

 予備バッテリーが管理しやすく、入手もしやすい電池式はやはり使いやすい。私は単4電池×2本のブラックダイヤモンドのスポットライトを予備用に使っています。

 予備電池を入れても、軽くコンパクトです。ナイトハイクに使うには力不足ですが、一般的なエマージェンシーとしてのライトの使い方には必要十分だと思っています。

 USB充電式はとても便利ですが、充電し忘れたり、途中でバッテリーが切れた時が面倒です。最近は充電池と乾電池併用できるものが増えてきているので、これから揃える方には併用できるモデルをおすすめします。

■OLIGHT/Array 2Sヘッドランプ

充電式で拡散光とスポット光のミックス

 OLIGHTのArray 2Sヘッドランプは、2,600mAhの充電式リチウムイオンバッテリーを搭載したモデル。1,000ルーメンの拡散光、100mほど飛ぶスポット光を選ぶことができる。特徴としては、レッドライトが最高200ルーメンと、とても明るいこと。私はレッドライトを多用するので、この特性が気に入っています。ただし、レッドライトを使い過ぎて電池切れにならないように注意する必要あり。