少し歩くと先客のシルエットと共に、視界いっぱいの滝が目の前に広がる空間に出る。ここが第一観瀑台。袋田の滝に最も近いスポットで、近すぎて雄大な滝が写真に収まらない程だ。
高さ120m、幅73m。名瀑を下から臨む第一観瀑台からは分かりにくいが、4度大岩壁に落下する袋田の滝は、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれている。そんな滝の全貌がよくわかるのが、奥のエレベーターを上がった所にある第二観瀑台だ。
第二観瀑台はウッドデッキの上にあり、周辺の山や森の中を流れる袋田の滝の全体像がよくわかる。紅葉の季節になると緑が見事に色づき、非常に美しい。
そしてこれからの冬の季節、この名瀑は氷に閉ざされた姿になる。これ程大きな滝が一面凍りつく姿は、神秘的であり圧巻だ。そんな氷の壁へ果敢に挑戦する人の大きさからも、袋田の滝がいかに大きな滝であるかがわかる。
・施設名:袋田の滝
・住所:〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3-19
・電話番号: 0295-72-0285(大子町観光協会)
・ホームページURL:https://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls.html