広島県竹原市。JR忠海駅(ただのうみえき)のすぐそば、忠海港からフェリーで約15分の場所に大久野島はある。通称ウサギ島。現在約500匹の野生のうさぎが生息している。駆け寄ってくるうさぎたちのかわいさに、つい夢中になってしまう。

■休暇村大久野島

休暇村協会によって運営されている、休暇村大久野島

 ウサギ島にある、休暇村大久野島は、休暇村協会によって運営されている。この休暇村大久野島(ホテル)を拠点として、ウサギ島は満喫できる。レンタサイクルや釣り竿など貸出サービス(有料)もあるため、手ぶらで行っても楽しむことが可能だ。いろいろな遊び方はあるが、ここでは筆者おすすめの過ごし方を紹介したい。

■なんと言っても、思いっきりうさぎと遊ぶ

遠くからでも走って寄ってくるうさぎ

 ウサギ島、やはりうさぎと遊ぶことは外せない。これまで20回以上ウサギ島を訪問している。いつでもうさぎはかわいいので、日帰り観光でも十分楽しむことはできるが、可能な場合は1泊していただき、早朝さんぽをおすすめする。

早朝はこんなにたくさんのうさぎが集まってくれる

 早朝はエサに対する熱量がかなり違うため、とびきりかわいいうさぎたちに出会える。こちらの歩く足音を聞いただけで、遠くからうさぎが一生懸命走って近寄ってきてくれる姿がたまらない。泊まらなければ早朝のうさぎに会うことはできないが、ぜひ一度体験してもらいたい。

 ここで大久野島へ遊びに行く際の注意点。観光客が持ち込んだエサの余りがゴミとなり、カラスやネズミが繁殖する原因となっているため、持ち込むエサの量には十分気を付けるようにしよう。