冬キャンプに欠かせない灯油ストーブ。普通に使用しても暖かいが、暖かい空気はテントの上に溜まりやすく、立ち上がると顔は暖かいが、座っていると足元が寒いという経験をした方も少なくないだろう。

 実は一緒に使うことで暖かい場所のムラを少なくしたり、全体を効率よく暖めることができるキャンプギアがある。今回は灯油ストーブと一緒に使うことで効率よく暖める事ができるキャンプギアと、その使い方を紹介する。

※テント内で灯油ストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒や火事にならないよう換気やストーブ回りに注意しよう。

■ストーブファン

ストーブ上に置くだけでプロペラが回るため、電池などは不要

 ストーブファンは、灯油ストーブの天板に置いて使用し、熱による上昇気流を向けたい方向に流すためのキャンプギアだ。プロペラには灯油ストーブの天板の熱を動力にするモーターがついており、電池などは不要。

ストーブの熱でモーターが駆動し、回るプロペラ

 使用している空間の上の方は暖かいが、足元が寒くなってしまうときに、このファンがあれば暖めたい場所に暖気を送ることができ、効率よく暖かさを感じられる。特にソロキャンプをするとき、狙った場所を暖めたい場合におすすめ。